【徒長苗】原因と対策|ベランダ菜園で収穫まで復活させた徒長苗の管理法

こんにちは☆彡ten5です(^^♪

極狭ベランダ菜園に夢中ですが、秋口に実家から貰ったブロッコリー、サラダ菜、レタスの苗を貰いました。

でも、どれも徒長苗とちょうなえ

主婦
主婦

苗を植えようと準備してたんだけど、徒長しちゃってさ~。

【徒長】
苗の茎が必要以上に細長くなり、葉と葉の間隔が間延びしている状態。虫の被害に遭いやすく、定植後の成長に問題が出やすい

ten5
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徒長してると虚弱だってきくよね。

ten5
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でも大丈夫!

ちゃんと収穫まで出来ましたから☆彡

ten5
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徒長苗になった時の対策を教えますね!

この記事で分かる事

・徒長苗になった原因と対策
・徒長苗でも収穫まで至った管理法
・ベランダ菜園ならではの注意ポイント

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徒長苗になったと考えられる原因

徒長苗になる原因

・日照不足
・水のやりすぎ
・肥料のやりすぎ
・風通しが悪い
・密植している
・土の温度が高い

日照不足

日照不足になると、苗は光を求めて身体を伸ばしていくんですね。

光がしっかり当たる所へ早く場所を変えてあげる事が大事です。

ベランダ菜園なら、場所の移動は簡単なのでそのメリットを生かして場所の選定を行います。

水のやりすぎ

水は成長に欠かせないものですが、やりすぎは禁物。

外ばかり成長していて中身が伴わず、ひ弱な苗になってしまいます。

しっかり土が乾いてからたっぷり水をあげます。

肥料のやりすぎ

肥料のやりすぎも同じように成長を促進します。

肥料は目安量を守って適度に与えないと、害にもなり得るので注意です。

風通しが悪い

風に揺られる事で幹を太らせようとする機能があるようです。

無風の環境だと、風に抵抗する必要がないため細いまま育ってしまいます。

室内で育ててる場合は窓を開けて風を入れるといいですね。

手で触れるのにも効果があるのだとか。

密植している

植物を密植すると、お互いがより日光が当たる様に上に上に成長する性質があります。

その為、中身の成長が伴わず徒長の原因になると言われています。

芽が出たら、間引きをしていくのはそういう意味があったんですね。

土の温度が高い

土地の温度が高くなる夏は注意です。

ベランダで育てている場合は、鉢やプランターの移動が簡単に出来るますね。

土が熱くなっている時は、物影などの半日陰に移動するように調整します。

おそらく我が家の徒長苗の原因は水のやりすぎにあります。

実家の畑は元々田んぼだったので、水を含みやすい性質があります。

そんな水はけの悪い土の上、土の状態を確認せず水をあげ続けた結果、、、。

立地も山の麓なので、お昼からしか日が当たらない環境です。日照不足もあったのかもしれません。

我が家にお迎えした徒長苗

これらの苗、貰った時はひょろひょろと徒長していてご覧の通りでした。

頼りない程細く、色白。

茎が細くてうっかり折れてしまいそう(◎_◎;)

茎が細いクセに伸びているので、頭が重くて倒れかけています。

因みにこれは植え替え後です。ピンクのポットが植え替え前の土ですね~。

水を含みやすい田んぼの土です。明らかに質が違うのが分かります。

徒長苗を育てる際に気を付けた事

徒長苗の管理

・とにかく日光に当てる
・水はけのよい土に植え替える
・土が乾いてからしっかり水を与える

とにかく日に当てる

どうなる事やら、、、と思いながらとにかく間引きをしながら日光に当てる日々。

我が家のベランダはどこに置いてもとりあえず日当たりはいいので、日当たりの心配ななし。

水はけのよい土に植え替える

とりあえず、慎重に別のポットに植え替え完了!

ひょろひょろなので、折れない様に気を使いました(-_-;)

元の土が水はけの悪い田んぼの土だったので、土を変えるのが先決だと思いました。

土は使いまわした培養土ですが、石灰と元肥を入れておいたフカフカの土です。

大事に育てて、何とか根を張り、苗の芯も安定してきました。

【追記】
徒長苗を深植えをするとよいという緊急措置情報をゲットしました!
長い茎を通常の長さくらいに表面に出るように植えるというワザの様です。

土が乾いてからたっぷり水をあげる

秋から春にかけては、あまり日中も暑くなく、土が乾かない事も。

日課のように水をかけるのではなく、土の様子や重さを考慮して水やりをしました。

水はけの悪い土を使っている場合は「重さ」で判断すると分かりやすいと思います。

徒長苗でも立派に育ちました!

そして定植!

サラダ菜、レタス

定植後はみるみる元気に育ち、最初の内は倒れたまま伸びたりしていて若干不安でしたが、現在は立派に育ってレタスとサラダ菜は収穫出来るまでに

方向の定まらない徒長苗
何とか形になって立派に育ったサラダ菜とレタス

先日、初収穫してサラダにして頂きました。

いや~、この収穫野菜を食べる喜び。家庭菜園の醍醐味ですね(^^♪

ブロッコリー

ブロッコリーは前回失敗して、花蕾ひと口分しか収穫できず(ノД`)・゜・。

今回リベンジです!

ブロッコリーも徒長苗からの成長ですので、安定してきたとは思います。

10月現在のブロッコリー

やはり幼苗の時にしっかりと土台が出来てないので、頭でっかちなふらふらとした印象は拭いきれません。

幼苗の管理って大事なんですね。

なんだかんだ小さい頂花蕾でしたが、去年は全くだったし、徒長苗からの収穫なので一応成功という事で。

頂花蕾を収穫した後は、「気のせい?」程度に側枝も出てきました。

ベランダ菜園ならではの管理のポイント

我が家は極狭ベランダ菜園をしています。

ここでベランダならではの気を付けたいポイントをメモしておきます。

ベランダ菜園の管理のポイント

・高温環境になりやすいので暑さ対策をする
室外機の風が植物に当たらない様に工夫する
・近隣の人に迷惑にならないよう気を付ける
・長期間家を空ける時は水切れ対策、鳥対策をする
・重量オーバーにならないよう気を付ける

高温環境になりやすいので暑さ対策をする

一般的なアパートやマンションは南向きのベランダが好まれる為、ベランダは南向きで常に陽が当たる事が多いです。

植物にとっては日光が当たるのはいい事ですが、ベランダの素材によっては熱を反射して高温になり得ます。

対策

・植物を地面から離す
・ウッドパネルを敷く
・サンシェードを設置する

床から距離が近いと、反射熱の影響が大きいです。

日中に犬の散歩に行かないのと同じ理由ですね。

ウッドパネルを敷くと、だいぶ反射熱は軽減すると思うので、おススメです。

夏はサンシェードもおススメです。

透過率50%くらいを選ぶと植物もちゃんと育ってくれるみたいです。

室外機の風が植物に当たらないように工夫する

室外機はベランダ菜園に付きまとう問題かもしれませんね。

室外機の熱風は、ただでさえ高温環境になりやすいベランダにはきついです。

熱風を浴びない様に、我が家では室外機ルーバーをDIY して設置しました。

近隣の人に迷惑にならない様に気を付ける

1階ならまだしも、2階以上の方は下に水や道具が落下しないように注意が必要です。

排水をチェックしましょう。

我が家は排水らしい排水がないので、水をあげたら下にだだ漏れでマジ焦りました!!

今は受け皿を敷いて、雨などで水が貯まった時はその都度スポイドで水抜きをしています。

受け皿も進歩しているようで、色々調べると自分に合ったものが見つかるかもしれません。

また、下の階に物が落ちると危ないので、柵にすだれを固定しています。

長期間家を空ける時は水切れ対策、鳥対策をする

水切れ対策は必須です。

これは小学生でも学校で習うので知っている方も多いと思います。

横浜市都築市HPより引用

期間や気温によっては水が足りなくなる可能性もあるので注意。

夏はに当たりがいいとペットボトル内の水がお湯になるかもしれないので、室内管理がいいですね。

それと、盲点だったのが鳥被害。

我が家は一度も鳥の被害にあった事がなかったのでうっかりしてました。

なんと!ブロッコリーの葉が全滅。人気がないのを察知して食べに来ていたんですね。

網をかけておくことをおススメします。

その後は肥料を施すとまた復活して収穫までこぎつける事が出来ました☆彡

重量オーバーにならないように気を付ける

ずっと気になっていたのが、重量。

ベランダは宙に浮いてる状態なので、重くなると落ちてしまうんじゃないか?と思いませんか?

実は建築基準法で基準が設けられていて、木造建築は1㎡あたり180㎏

水をやるともっと重くなってしまうので、それを考慮したレイアウトしましょう。

まとめ|徒長苗でも問題なく収穫出来ます!

と、いう事で今回は徒長苗の管理とベランダ菜園の注意点についてお伝えしました。

徒長苗の管理方法

・しっかり日光を当てる
・水はけのよい土で育てる
・水は土が乾いてからたっぷりと

ベランダ菜園の管理のポイント

・高温環境になりやすいので暑さ対策をする
室外機の風が植物に当たらない様に工夫する
・近隣の人に迷惑にならないよう気を付ける
・長期間家を空ける時は水切れ対策、鳥対策をする
1㎡辺り180㎏を超えない様に気を付ける

これからもベランダ菜園について発信していきたいと思います。

ではでは。

コチラもおススメ ⇒ 家庭菜園で食費は節約できる?生ごみ堆肥で初心者でも収穫できるベランダ野菜作りを伝授!

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