皆さんは、片付かない理由に「もったいなくて捨てられない」という事がありませんか?
- 使ってないけど、まだ壊れてないから捨てれない
- 好みのデザインじゃないけど、新品だから
- 頂き物だし、どうしていいか分からずそのまま
実は私も昔はもったいなくて捨てられない人でした。
そうなんだよね〜。
それでどんどん捨てられない物が溜まっていく。
捨てるのには心理的ハードルが結構あるものです。
そんな私が「もったいなくて捨てられない」を卒業したのは、「そもそも必要なものしか持ち込まなければ捨てる必要がないのでは?」と気付いたからでした。
それに気づいてからは、タダでもらえる景品やチラシなども受け取らない事を徹底しています。
今回は、そんな私の体験談も交えて「もったいないを手放す考え方」をご紹介します。
あなたがもったいないと感じる正体は?
なぜあなたは「もったいなくて捨てられない」と感じているのでしょうか?
まだ使えるから、いつか出番があるハズだから
まだ使えるものを手放すのは本当に勇気がいります。
でも、残念ながら出番はきません。
仮にもしその時が来た時はまた買い直せばいいのです。
そしてその方がずっと心も満たされているはずです。
次はもっとアップデートした形で出会えるはず!
思い出があるから、二度と手に入らないと思うから
思い出の品を無理に手放す必要はないと思います。
ただ、明らかに必要ないのに「必要だと思いたい」と依存している事があるのでしっかり見極めましょう。
例えば子供が大きくなったら渡したいと大事にしまっている物。
受け取る側の子供が喜んで受け取ってくれるなら問題なし。でも違うなら。。。
本当に必要なのか冷静に見つめてみましょう。
思い当たる節ありすぎる…
高かったから
よくある理由ですが、ここで焦点を当てるべきは「高価だったこと」ではなくて「今使っているか」ではないですか?
使っていても使っていなくても、お金は返ってきません。であるなら、あってもなくても同じ事。
むしろ売ってしまって手放した方が安くあがりますよね。
持っている事でメンテナンス代がかかる事もあります。
まだ使ってないから、新品同様で売れると思うともったいない
頂いたけど、好みに合わなかったりするものありませんか?
店頭に並んでいれば、お金を出して買う人がいたわけで、そんな物を私は捨てようとしていると罪悪感が生まれますよね。
でも、使ってないものは存在しないのと一緒。
自分の手元にあることで、欲しい人に届かないのならその方が「もったいない」。
それならメルカリで売って必要な人に届いて活用して貰った方が気持ちが軽くなりませんか?
買うより捨てる方が労力が要る
捨てる苦労を軽視していると、後先考えずに後悔してしまうかもしれません。
捨てるのは思ったより労力が要るのです。
どこに捨てていいか分からないと悩む
どうやって処分出来るか調べたり、自治体に問い合わせたり。。。
こういった物を後回しにすると、どんどん溜まっていきます。
どうしていいか分からず、ずっと悩みを抱えている時間が「もったいない」。
フリマアプリで売るにも手続きがめんどくさい
「要らなくなったらフリマアプリで売ればいいや」
簡単に思っていても、売れる為には色々工夫しなければ売れません。
売るということは商品になるわけで、保管も大切に。。。と色々考える事があります。
その割に売れても手元に残る金額は少ない。
買うより捨てる方が労力が要ると思いませんか?
だったらどうすれば…?
自分なりの手放すルールを作ると上手くいくよ!
自分の中で手放す基準を設ける
明らかに壊れている、傷んでいる、使い心地が悪いだと手放しやすい
明らかに壊れているのは一番手放しやすい状態ではないでしょうか?
私は、買う時にめちゃくちゃ気に入った納得のいく物を購入してヘビロテしているので、壊れてしまうのは必然だと思えるし、未練が残りません。
思い入れのある物だと修理を試みたりするでしょうが、それでも駄目なら諦めもつくというものです。
そういった物は潔く手放し、また新しくリニューアルすると気分もリセットされます。
期間を決めて定期的に入れ替える
タオル、下着、靴下。。。
使えなくはないけど、ダメな気がする。。。基準が曖昧なアイテムたち。
手放す時期が曖昧な物は、期限を決めて定期的に入れ替えるといつも清潔で美しい状態をキープ出来て清々しい気分で過ごすことが出来ます。
自分の好みに合わなくなった時は手放す
自分の好みも一生同じというわけではありませんよね。
壊れたらスッキリ手放せるものの、壊れる事がない「本」や「昔は好きだったもの」などはキレイな状態だったりするので、メルカリやラクマなどのフリマアプリで手放すようにしています。
今の自分に合わなくなった物は、大事にしてくれそうな人を見つけて第二の人生を歩んで頂きましょう!
捨てるのに罪悪感があるなら尚更買う時を慎重に!
「もったいない」をなくす為に、私は買う時にすごく慎重になります。
なぜなら、「必要なもの」しかない状態にすれば捨てる必要がないからです。
いつも現在進行系で活用できている、気に入っている状態。
買う時に意識してる事を紹介するよ!
帰宅後すぐに使えるか
実は買う時が一番慎重にならなくてはいけません。
なぜなら中途半端な物を「値段」を基準に買ってしまいがちだから。
安くても自分が納得できる価値がなければ、高くても納得できる物を買うほうが、自分の心も満たされるし、大事に扱います。
それが結局、ヘビロテに繋がり「絶対元取る程使い倒す!」ことになります。
快適に使うための置き場所は確保できるか
使い勝手がよい場所に配置出来るかも実は重要ポイント。
購入する際は使う場所もイメージして、配置を考慮しましょう。
買ったはいいけど置き場所がない、では使い倒すことは出来ませんからね。
処分する際の負担を背負えるか
あとで処分にすごく費用がかかることが分かった、なんて事にならないように注意が必要です。
何かを購入する際は、色んな事を考慮してやっと迎え入れるくらいでちょうどいいと思います。
自分が変われば必要な物も変わっていく
赤ちゃんが哺乳瓶がいらなくなって行くように、自分が成長していけば必要な物も変わっていくのが世の常です。
子供の頃と違い、大人になると変化を感じにくいですが、少しずつ似合う服が変わったり、年代が変わると好みが変わったりします。
その変化に応じて必要な物を手に入れ、不要になった物は手放して循環させていく。
それが理想的な形だと私は思っています。
本当にもったいないのはあなたの時間とお金
実は日本人が探し物に費やしている時間はなんと1ヶ月に76時間!!(ZIPPO社調べ)
こんな風にチリツモでも人生の大半を探し物に使ってしまっている現状があります。
時間は無限ではない。探し物に何分使っているか考えてみる
探し物にするのに時間を使うのほどもったいないものはないと思いませんか?
かたや探し物で追われて時間を過ごし、見つからずにイライラする。
片や必要な物を必要な時にさっと取り出して、有意義な時間を使って満足する。
人生のほんの5分程度と思いがちですが、地理も積もれば天と地の差が出てきます。
探し物が見つからずに同じものを買う羽目になる
必要な物が見つけられずに、諦めて購入する事にもなるでしょう。
「家のどこかには必ずあると思うのに、見つからない。買わないと間に合わないし、、、。」
そう思いながら、またその場しのぎで大して気に入ってもない安い物を購入してしまう。
その場しのぎで買った、思い入れのない物はまた見失いがちです。
それを繰り返している内はお金は貯まりません。
実は「片付けとお金」は密接に関わっているのです。
まとめ
もったいない気持ちを持つことは大事な事です。
ですが、それで前に進めないのなら「あなたの時間がもったいない」。
これまで自分を満たしてくれたものには、「ありがとう」と感謝をして手放します。
この記事を読んで、前向きに手放す決意をする手助けになれたら幸いです。
ではでは。
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