テンコです(^^♪
学校から帰宅した子どもが、友達と遊ばず家でゴロゴロしてると、親としてはなんだか心配になりますよね。
- 友達と上手くいってないのかな?
- 遊んでくれる友達いないのかな?
- もしかして、学校で浮いてるのかな?
コロナになってもう3年になりますが、ウチの子は恐らく通常運転の学校生活を知らずに育っています。。。
そんなイマドキの子供達を取り巻く環境もあってか、もともとの性格なのか、一人っ子だからなのか、離婚したからなのか分かりませんが、学校から帰宅しても遊びにいかずに、完全にインドアボーイになっていまして。。。
スクールカウンセラーに相談した末、「本人が安心出来る環境に身を置くのが良い」という結論に至りました。
不安要素が多い今のご時世。
心身ともにすこやかに過ごせる場所があるのなら、そこでゆっくり充電すればいいじゃないか。
他の皆が遊んでいるからって、遊びたくもないのに遊びに行く事ないじゃないか、と。
今回は、帰宅後に子ども(小学生)が遊びに行かない理由と、親の関わり方について解説します。
結論、親であるあなたは「いつでも味方である」というスタンスを伝え続け、もし不安が大きいようであれば、担任やスクールカウンセラーを頼ってください。

この記事を最後まで読めば、子どもが遊びに行かない事を「子どもの選択」と受け入れられるようになります。
- 子どもが帰宅後、誰とも遊ばず家にいる事に疑問を感じてる方
- 子どもの交友関係が心配な方
お友達と遊ばないのはなぜ?

- ひとりの時間が好きな性格
- 遊びたい子がいない/遊べない状況
- 遊びの誘い方がわからない
- 家が落ち着く場所になっている
- 学校で少し浮いている…?
ひとりの時間が好きな性格
「ひとり時間が好きな性格」や、大勢の中にいるのが辛いと感じる人もいます。
学校は否応にも集団生活になるので、帰宅後はひとりでゆっくりしたいタイプなのかもしれません。

友達とも楽しいけど、ひとりも好きという人はいます。
遊びたい子がいない/遊べない状況

仲の良いお友達が習い事で忙しかったり、家族行事が多くて遊べないケースもあります。
最近は特に学童に入れなくて習い事をしている子どもも多いですからね。
小学生だって、遊ぶ相手は誰でもいいというわけでもないでしょうから、そうなると仕方なく家にいるのかもしれませんね。
遊びの誘い方がわからない
小学校低学年の内は、「誘い方が分からない」「約束の仕方が分からない」ということも考えられます。また、相手が理解してない可能性もあります。
高学年になってくると、「(自分が苦手な)あの子もいるから遊びたいけど、嫌だな」とか「断られたら嫌だから、自分から誘うのこわいな」などが考えられます。
家が落ち着く場所になっている
家の居心地がいいので、単純に遊びに行かないケースもあります。
家に遊び相手になる兄弟がいたり、ゲームがある場合などは家から出たくないかもしれません。一人っ子でも、一人遊びに慣れているということもあります。
学校で浮いている…?
ここが一番心配の種ですよね。
学校で浮いていて、誘われないor断られてる可能性がある場合は、子どもの様子をよく観察しましょう。

本人が気にしてないなら別ですが、傷ついているなら対応が必要です。
孤立しているかもしれない…と感じたときの見極め方

まず前提として、「浮いている」=「悪い」ではありません。
むしろ個性的でついてくる人がいないだけかもしれないので、落ち込む必要はありません。
- 学校での出来事を自然に話してくれるか
- 誰かの話が日常会話に出てくるか
- 休みの日に誰かと遊びたいなど希望を話すか
学校での出来事を自然に話してくれるか
学校生活がうまく行っている時は、自然と出来事を話してくれているはずです。
「最近、自分から学校の話をしなくなったな…」と感じたら要注意です。
誰かの話(友達・先生など)が日常会話に出てくるか
仲良しの友達や信頼できる先生が一人でもいることは、何かあった時でも大きな支えになります。
そんな存在がいるか、普段の会話の中で注意して聞いてください。
休みの日に「○○ちゃんと遊びたい」など希望を話すか
休みの日にお友達と遊びたいというなら、普段遊びに行かないのは単に疲れているとか気が向かなかっただけだと思えますよね。
全くお友達の話題が出てこないなら、交友関係がうまく行ってないのかもしれません。
親としてできる声かけと寄り添い方

「あなたがどんな子でも、お母さんは味方だよ」
まず、どんな状況であっても味方でいてくれる人がいることは誰にとっても心強いことです。
子どもは「友達がいない=ダメなヤツ」とか「成績が悪い=ダメなヤツ」とか、簡単に自己否定に陥ってしまう可能性があるので、必ず味方でいてくれる存在は大きな心の支えになります。
「人と違っても大丈夫。あなたの良いところ、私は知ってるよ」
仮に個性的で周りがついていけずに孤立しているとしても、子どもは「自分がおかしいのではないか?」と自己否定をしてしまうかも知れません。
「人と違うこと」=「ダメなヤツ」ではないということを、伝えていく事が大事です。
「最近、放課後どう過ごしてるの?」
「あくまで自然に」帰宅後の様子を聞いてみると、何かの拍子に話してくれるかもしれません。
ただし、普段から信頼関係を形成しておく必要があります。
しつこく聞くと口を閉ざすかもしれないので、リラックスしている状態の時にそっと聞いてみるといいかもしれません。
必要に応じてスクールカウンセラーに相談
孤立していると感じた場合は、担任の先生やスクールカウンセラーと連携を取りましょう。
子ども抜きで先生と話すこともできます。孤立がいじめなどにつながっている場合は、早期対応が重要です。
スクールカウンセラーは、学校で児童・生徒や保護者、教職員の心のケアや精神的なサポートを行う心理の専門家です。
スタディサプリより引用

わが家はスクールカウンセラーに相談しましが、人間関係が原因じゃないことが分かって安心しました。
子どもの登校拒否に悩む人へ|学校へ行かないことはそもそも悪じゃないで当時の様子を紹介しています。
学校意外の交友関係でうまくいく可能性も
習い事など、学校意外のコミュニティでは自分らしさを発揮する人もいます。
子どもにとっては、学校が全ての世界になりがちですが、色んな環境を作ってあげることで、「こっちがだめでもこっちがある」と選択肢があることが心の支えになることもあります。
遊ばない=悪いこと?という思い込みを手放そう

- 一人時間を楽しむのも、生きる力
- 自分のタイミングも大事
- 無理に遊びに行く必要はない
一人の時間を楽しむ力も、生きる力
「ひとり時間」を持つことも、大事です。
思い通りにならなかったことを「ああすればよかった」「あの時ちょっと嫌だったな」と、自分の中で気持ちを整理する力が育まれます。
また、自分のペースで趣味に没頭したり、自分の好きなことや得意なことに気づけるきっかけになります。
友達付き合いにはタイミングも必要
友達付き合いには、こんなスキルも必要です。
- 自分と合う人・合わない人を見分ける力
- 無理に合わせない自己調整力
- 誘い方や断り方などのコミュニケーション力
これらは、すべて“経験”で身につくもの。
今、ひとりで過ごしている時間は、無理に輪に入らず、自分のペースで「距離感」を学んでいる大切な時期かもしれません。
孤独と“自分らしさ”のちがいを知る
ひとり時間を持つ経験があると、「孤独=寂しい」「ひとり=かわいそう」という先入観が薄れます。
「私は今、ひとりだけど、落ち着いてて快適」という感覚が持てるようになれば、それは大きな強みです。
遊びの選択肢を広げる工夫

- カードゲーム
- パズル・立体ブロック
- お絵かきボード
- ボードゲーム
- 料理
- 釣り
カードゲーム|短時間でも楽しめて、対話のきっかけに◎
今回おすすめしたいのは「カタカナーシ」。
カタカナのお題を日本語のみで表現し、回答者に当ててもらうゲームです。
パズル・立体ブロック|脳トレ感覚でハマりやすい
一人時間に集中力を高めたいなら、パズル!
好きなキャラクターから攻略すれば、楽しみながらできるかも。
ボードゲーム|週末の親子時間に
実は大人が沼るボードゲーム。
「開拓」をテーマにゼロから街を作っていくゲームで、投資の概念が遊びながら自然と身に付きます。
料理|作る楽しみを一緒に体現
料理は一生のスキル!
料理は予算から献立、買い出し、調理、提供、片付け、と様々な工程を学べるし、何より美味しい!
釣り|ずっと一緒にできる趣味になる
釣りはずっと一緒に楽しめる趣味になる。
釣れる間に会話もできるし、釣り仲間ができる可能性も。
まとめ|親として出来ることは、子どもが落ち着ける場所を作ること

- 学校での出来事を自然に話してくれるか
- 誰かの話が日常会話に出てくるか
- 休みの日に誰かと遊びたいなど希望を話すか
子どもが孤立しているかもしれない、と思うと親としてはいてもたってもいられないと思います。
ですが、お友達と遊ぶことがストレス発散になる子もいれば、家でゆっくりするのがリラックスになる子だっているんです。
一番大事なことは、お子さんが安心して羽を休める場所があるということ。
子育てに悩みは尽きませんが、やれるだけのことをやったら、あとは流れに任せてみるのもいいと思います。

あなたの不安が少しでも軽いものになっていれば嬉しいです。
ではでは。
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