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モラハラ家庭で育った子供が受ける影響|自分だけの問題じゃない!

「子供から父親を奪ってしまうのは可哀そう」
「子供を傷つけたくない。自分さえ我慢すれば、、、」

多くの親は離婚がよぎったとしても、子供の事が頭をよぎり踏みとどまろうとするでしょう。

しかし、それが「毒親」だったら?

離婚原因におけるモラハラの割合を示したグラフ

子供にとっては、親の勝手で自分の希望が通らなかったり、否応なく環境が変化してしまいます。
また、親としては周囲からの目を気にして子供が傷つくのを避けたいとの想いもあるでしょう。

離婚が頭をよぎった時、多くの親は子どもの事が心配で踏み切れなくなる事ってあると思います。
でも、離婚しないでいる事が子供へ悪影響を与える事だってあるのです。

今回は離婚に踏み切れずに悩んでいるモラハラ被害者に読んで欲しい。

モラハラ(モラルハラスメント)とは、道徳や倫理に反した言動や態度によって、相手の人格や尊厳を傷つけたり、精神的苦痛を与えたりする行為を指します。

参考:厚生労働省「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』

モラハラ家庭で育った子供が受ける影響は次の通りです。

モラハラ家庭で育つ子どもが受ける影響

上下関係で物事を判断するようになり、上になるため必死
人の顔色ばかりうかがってしまうようになる
・できない自分に強い自己否定感を持つようになる
人を心から信頼できず、常に人間関係に不安を持つようになる
・子供自身がモラハラのコミュニケーションが身についてしまい、将来モラハラが連鎖する可能性

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子どもにとって悪影響しかありません!

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モラハラ家庭で育った子供が受ける影響

モラハラ家庭で育つ子どもへの影響
  • 上下関係で物事を判断するようになり、上になる為に必死
  • 人の顔色ばかり伺ってしまうようになる
  • できない自分に自己否定感を持つようになる
  • 人を心から信頼できず、人間関係に不安を持つようになる
  • モラハラのコミュニケーションが連鎖してしまう

上下関係で物事を判断するようになり、上になる為に必死

常に上からものを言われる環境で育ってしまった場合、上下関係を強く意識する習性がついていきます。

そうなると、自分が上の立場にならなければ安心できず、いつも必死で上を目指し疲れます。そして、(勝手に)下だと判断した者に対して偉そうな態度をとるようになります。

人の顔色ばかり伺ってしまうようになる

常に被害者であった子ども時代は、親の機嫌が悪いと被害に遭う確率が高くなります。そうなると顔色を伺うクセが付いてしまいます。

「素」の自分では受け入れて貰えないと思い込んでいるので、相手を信頼する事が出来ず人の評価が気になってしまうのです。

できない自分に自己否定感を持つようになる

「できる」事が当たり前。
できないと評価されない子供時代を過ごすと、「できない=悪」という思考回路になりがちです。できない自分に嫌悪感を持ち、常に自信がない状態になります。

また、できるように必至に自分を追い込んで消耗してイライラしやすくキレやすくなります。

人を心から信頼できず、人間関係に不安を持つようになる

モラハラ特有の「条件付き愛情」で愛されていた場合、「素」の状態では愛されないと認識してしまいます
常に理想の自分の仮面を被らなくてはならず、心から安心できる居場所がありません。人を心から許す事が出来ず、人間関係に不安を持ちます。

モラハラのコミュニケーションが連鎖してしまう

子供は一番身近である親のコミュニケーションを見て学んでいくわけです。そんな時、モラハラ家庭であればそれが教科書となってしまう危険性があります。

強い者(自分が思う)は弱い者を支配する構図が当たり前だと学習してしまい、そのようにふるまうようになってしまいます。

自分に自信がない ⇒ 弱者(自分の思う)の上に立つ事で優越感を得る ⇒ 嫌われる ⇒ 自信が更になくなる

負のループですね。

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私は子供への連鎖を最も恐れて離婚を決めました。

モラハラで「自分が我慢すれば」は間違い!一刻も早く離れよう

モラハラで追い詰められた妻の思考

常に両親の張り詰めた空気感の中で生きていかなければいけないストレス

子どもにとっては大事な親が片方から理不尽にやられっぱなしになっているのを見るのはストレスに違いありません。

自分にその矛先が向いていないとしても、家庭の緊張感の漂うピリついた雰囲気の中に身を置かなければならない状況は息が詰まる思いだと思います。

モラハラに気付いたら早ければ早い程その悪影響を受けなくて済むので、離婚や別居は子どもにとっても良い選択だと思います。

子ども自身に矛先が向く可能性も

小さな内は、従順に親の言いなりになって可愛がって貰えるかもしれません。

しかし、母親への攻撃に飽きると、次の矛先が子どもに向かう可能性も否定できません。

うつ病などの精神疾患が現れる前に別居しよう

モラハラ被害は自覚するのが遅れる傾向にあります。

多くは「お前が悪い」と責め立てられるため、まず自分を改めようとしてしまいます。しかし、どんなに改めようと頑張っても決して評価されることはなく、むしろエスカレートしていきます。

そうしてうつ病になるまで自分責めをしたり、過呼吸、フラッシュバックなどで苦しむ事になります。

そこまで行くと行動に移す余力がなくなってしまうため、「もしかしてモラハラかも?」と疑いが出たら、すぐに水面下で行動に移しましょう。

モラハラ家庭で育った子供が受ける影響 まとめ

バランスを崩して沈む様子

モラハラ家庭で育った子供が受ける影響は次の通りです。

モラハラ家庭で育つ子どもが受ける影響

上下関係で物事を判断するようになり、上になるため必死
人の顔色ばかりうかがってしまうようになる
・できない自分に強い自己否定感を持つようになる
人を心から信頼できず、常に人間関係に不安を持つようになる
・子供自身がモラハラのコミュニケーションが身についてしまい、将来モラハラが連鎖する可能性

もちろん、この影響を受けるのは子どもだけではありません。長く一緒に過ごしていると、大人でもいけないと分かりながら染みついていってしまう恐れがあります。

「自分さえ我慢すれば」と考えてしまうお母さんも、子供の頃に男尊女卑の考えの中で少なからず過ごしてきた影響がある可能性があります。

私自身、田舎の3世代同居の大家族で育ちましたが、祖父・祖母は「女は黙って男に従え」というような価値観が色濃かったのを覚えています。(そうは言っても男女で役割分担して協力しあってました)

でも、私達はいつからでも再スタートを切れます。未来を選べるのです。

そうは言ってもこれがモラハラというのか分からない、という方はモラハラ夫婦は共依存?早く気付いて‼苦しい夫婦関係は正常じゃないをご一読下さい。↓

一刻も早くあなたとお子さんが幸せの道を選ばれる事を願っています。

ではでは。

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