小学生むすこの登校拒否|焦りは禁物!その時の対応と現在は

こんにちは☆彡ten5です(^^♪

夫のモラハラにぶち切れ離婚ホヤホヤの小3男子を育てるシングルマザーです。

「自分らしく生きる」事をテーマにブログを書いています。                                                   

実は昨日とっても嬉しい出来事がありました。

2年生の2学期から3年生の1学期途中まで登校拒否していた息子が、「1学期に出来るようになったこと」に

「学校に行けるようになった」

と書いていたのです。

あぁ、やっと乗り越えたんだな、と安堵しました。

まだまだ色んな事があるかもしれませんが、焦らずに見守りたいと思います。

今回は、息子が自ら学校に行けるようになるまでを紹介します。

同じような境遇で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

・子供の登校拒否に悩んでいる

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登校拒否していた頃の息子

前述しましたが、息子は2年生の2学期から3年生のはじめ頃まで登校拒否をしていました。

毎日のように憂鬱そうに「学校いきたくないな~」と言って辛そうでした。

最初はまぁ、面倒くさいよねぐらいの感じに捉えてたんですが、ある日玄関から全く動かずに泣いている事があったんですね。

それで、「あぁ、これはマジだ。」と思ってその日は休ませました。

学校で何かあったとかは聞いていません。

しかし少し私が気になっていたのは、1年生の頃にとても仲良くしていた子と2年生になってからけんかをして、それっきりになっていたことです。

学校で顔を合わせる事すら嫌気がすると言っていたので、それかな?

と思い、先生にも相談したんですが、学年が違ったのでそんなに接触はないみたいで、結局ハッキリした理由は分かりませんでした。

それから毎日憂鬱そうに、帰宅してすぐから「あぁ、明日も学校か、、、嫌だなぁ~」と事あるごとにつぶやいていて、彼の中では1日の大半がそんな事を考えていたんじゃないかな、と思います。

そんな中、離婚を前提に別居しました。

県外の私の実家に引っ越す選択もありましたが、息子に相談すると「学校を変えたくない」というのです。

あんなに行きたくないと言っていた学校を変えたくない???

息子が言うには保育園から一緒の好きな女の子がいるので離れたくない、と。

素晴らしいですね。

それで校区内で引っ越しをしたんですが、その後もずっとなんとか登校している感じ。

この時私が気を付けていた事は

・無理に行かせない
否定的な言葉を使わず、「そっか、行きたくないんだね」と共感する
・担任の先生と学校と家での様子を伝えあい、把握する
・甘えて来たら気のすむまで応える
・「頑張ってるね」など労いの言葉をかける

本当はこういう時、休ませてしっかり心のケアをしてあげた方がいいんだろうなと頭では思っていましたが、実際にその状況になると仕事もあるし簡単にはいきません。

いつも何とか学校に送り出し、ぎりぎりセーフで駆け込み勤務していました。

「あぁ、また明日学校か、、、」というセリフを聞く度に私自身も消耗していきました。

スクールカウンセリングとアウトプット

離婚をしたこともあったので、スクールカウンセリングでフォローして頂こうと申し込みました。

ten5
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さりげなく息子も誘ってみました。
迷っていたようでしたが、同席してくれました。

カウンセラーさんは息子が話しやすい雰囲気で、息子の気持ちをさりげなく聞いて下さいました。

どうも、学校に行きたくなかったのは1年生からだった様です。

でも、勉強が好きな子はほとんどいないので、好きな教科だけ受けにくるのでもいいし、とにかく息子が好きな事を家でも思いっ切り出来るような環境を作ってあげて発散させてあげて下さいとアドバイス頂きました。

一切否定する事なく全肯定で話を聞いてくれたカウンセラーさんに、息子も気を許し、居心地が良かったと後で話してくれました。

すると、出てきたのが

・授業の間、じっと静かに座っとくのが嫌だ
・発表したくても、他の子の方が早いので発表出来ないのが嫌だ
・面白くない授業や嫌いな先生がいる

という事でした。

そこで、具体的な対応策を一緒に考えてみました。

・先生に相談し、集中力が切れない授業の工夫をして欲しいとお願いする
・塾の代わりに進研ゼミのタブレット学習を始める
・面白くない時は頭の中は別の楽しい事を考える

という事を息子に提案し、動いてみました。

すると先生も、「長く集中力が続かない子が他にもいるので、間に休憩したり小話を挟んだり工夫してみます。」とおっしゃって下さいました。

進研ゼミのタブレット学習も、息子には対面授業より合っていたと思います。
続けられる工夫がいっぱいで、キャラクターがほめちぎってくれます。

授業が面白くない時は落書きをしたり、ゲームの事を考えているようです。

そんなこんなでいじめなどが原因じゃない事が分かっただけでも一安心でしたが、きっと原因はこれだけじゃなくて色んな物が複雑に絡み合ってひとつじゃないんだろうな、うまく説明できる物でもないんだろうな、という結論に達しました。

登校拒否でも焦りは禁物 親に心のゆとりを

それから暫くはまだ「嫌だな」とは言っていましたが、少しずつ様子が変化していきました。

なんていうか、「口癖」な感じで、重たい空気は感じなくなっていました。

きっとこれは彼が乗り越えないといけない事なんだろうと思い、後はコチラからあれこれ聞いたりせずに求めて来たら手を差し伸べようと思い、いつも通りに過ごしていました。

そんなこんなでいつしか何も言わなくなり、言われなくてもちゃんど自分で行く準備をして行くようになりました。

「今日は早く行かなきゃ」

と自分から早く行く日もありました。

ある時、「最近行きたくないって言わないね。」と言ったら

「だって身体が勝手に学校に行くもん」と。

これはスゴイ成長ですね!!

そう言えば、お友達の名前や遊んだことなども話してくれるようになりました。

そして、「一学期に出来るようになった事」にも「学校に行けるようになった」と。

本当に嬉しかったです。

まとめ

子供の心ってなかなか大人には理解できない部分も多いです。

今と昔の生活を取り巻く環境も違いますしね。

当事者になると、なかなか「休ませる」選択肢を躊躇してしまいますが、どんな形になるかは分からないけれど、必ず子供は立ち上がると信じて待つのも大事だなと思いました。

また、親自身も一人で悩まずに周りに助けを求めるのもとても大事だと思います。

親だから全て分かってると思いたい所ですが、親だから打ち明けてくれない事だったり、専門家だからの気付きなどもあるハズです。

悩んでいる方の参考になれば幸いです。

ではでは。

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