肝心な時に探し物が見つからなくてスゴク時間がかかるのを何とかしたい!
必要なものが必要な時に見つからなくてお困りですか?
「探し物」に関する調査によると、日本人は平均して1ヵ月に76時間もの時間を探し物でロスしているそうです。(ZIPPO社調べ)
片付かない、実はそれ生活習慣病です。
生活習慣病は治療開始が早ければ早いほど、改善の見込みがありますよね。
さて、あなたに心当たりがある項目はありますか?
私は元夫に「片付けろ」と言われ続けてストレスだったので、整理収納アドバイザーを取得した経緯があります。
「なぜか片付かない」そんな日々を過ごし、やっと気づいた!
片付け方を知らなかっただけなのだ!と。
今では突然の遠足でも「レジャーシートどこ?」と聞かれればサッと取り出して快適!そんな日々を過ごしております。
そんな暮らしをゲットするまでにやるべき事がこの5ステップ!
1.片付ける場所を決めて物を全て出す
2.ジャンルごとに分ける
3.定位置を決める
4.ラベルを貼る
5.生活しながら微調整していく
散らかってると感じたら、この5ステップの繰り返しです。
なぜ片付かないの?理由を知れば対策が出来る
こんなクセはありませんか?
勿体なくて捨てられず、ものが多くて溢れがち
勿体なくて捨てきれない。
分かります。かつて私もそうでした。
でも、本当に使うときがくるでしょうか?
収納の容量のキャパを超えてまで詰め込んで、取り出しにくくなっていませんか?
出て行かないのに入って来る。そうやって物が増えていく。家の便秘状態です。
「いつ使うか」が決まらないものはこの先も出番はありません。処分しても困らないでしょう。
「いつ使うか」を決めてみるといいですよ☆
〇〇専用を集めがち
例えばパスタを茹でる専用鍋、厚焼き玉子専用のフライパン、など他の物でも代用出来るものを集める。
そうやって物が増えていく。
物が増えれば管理も大変になるし収納も考えなくてはならず、余計な負担が増えてしまいます。
負担に感じると使わなくなるしね。
買い物の際に吟味しない
先ほどの収納容器にしてもそうですが、寸法を測ったり、色や形を吟味して買い物をしていますか?
買い物は「家に物を増やす行為」ですよね。
「とりあえず」で買ってしまうと、後々「やっぱり違った」と不要になってしまう確率が高くなります。
本当に必要な物なのか、一旦冷静になって考える時間が必要です。
また、買い物が好きな方は要注意。使う予定がなくても欲しくて買ってしまうことありませんか?
例えば可愛いマスキングテープ。
今は何でも可愛いものが100円でも手に入り、購入のハードルが下がっています。
買ったはいいけど使うのもの勿体なくて、結局コレクションになっていく。
そうなるとまた物がどんどん増えていくんですね。
もちろんコレクションとして楽しむのいいですが、大事にしまいすぎて存在するかしないか分からなくなるようじゃ本末転倒です。
可愛いモノに弱いからな…
めんどくさがりで何でも後回しにしがち
面倒くさい気持ちはよく分かります。
しかし、面倒くさいからこそ持ち物を少なくして日々のアクションを少なくするのがいいのです。
大きなタスクでも、細切れにしていけば負担は小さいもの。
まずは片付くシステムを作って、生活スタイルを変えていくと「面倒くさがりな自分でも出来た!」を体感出来るハズです。
片付け方が分からない
物の定位置が決まってない
物の住所は決まってますか?
戻す場所が決まってないと「とりあえずここに置いておこう」となります。
そうなると次使うときにどこに置いたかを分からなくなり、探し物をするハメに。
そして見つからずにまた同じ物を購入。また物が増えていきます。
定位置の決め方は後述します。
捨てる前に収納容器を買い込む
片付かない原因は収納が足りないからだと思っていませんか?
実は収納があるから片付くというわけでもなく、収納があると「まだ入れる場所がある」と思い、また物が増えていくんですね。
片付かない原因は「家」という容器のキャパを超える物があること。
物を減らすのが先です。
しまい方が合っていない
実はしまい方にもポイントがあるんです。
人間は視界に入らないと忘れてしまうんですよね。
なので、律儀に蓋をして収納してしまうと中身が何だったか思い出せず、使わなくなりがちです。
いざ使おうというときに蓋で隠れて見つからず、仕方なく同じ物を買いに行ってまた物が増えていきます。
ワンアクションで中身が分かる収納の方がハードルが下がって、物を最大限に活かせる収納になります。
頭で記憶しようとする
例えばシャンプーのストック品がいくつあったか覚えていますか?
実際の数と記憶とでは食い違う事が往々にしてあります。
また、冷蔵庫の中身も、あったのに無かったと錯覚していくつも卵が溜まっていく、、、とか。
こうやってまたまた物が増えていきます。
これは買い物の前にメモをしていけばすぐに解決です!
メモ自体がどこいったか分からなくなる人は、ケータイのメモアプリを活用しましょう!
どうすればいいの?片付けの鉄則5ステップ
さぁ、ここからは片付け方を紹介していく訳ですが、ここまで読まれた方はもうお気づきですね!
散らかる原因は物が多すぎる事!
今回は分かりやすい様に、キッチンのお片付けを例にご紹介します。
片付ける場所を決めて物を全て出す
まず始める事は物を減らすことです。
一度に一気にやりたくなる気持ちは分かりますが、もし終わらなかったら生活出来ません。
まずはキッチンならキッチン、押し入れなら押し入れ、と1区画ごとに終わらせていきます。
片付けが苦手な人程、引き出し一つなどの小さい区画に分けて取り掛かると失敗が少ないです。
どの区画に取り組むかを決めたら、その区画にある全ての物を出しましょう。
今まであったことすら覚えていなかった物が出てくるはずです。
ついでに雑巾で拭き上げておきましょう。
ジャンルごとに分ける
キッチンでも、電池やらポケットティッシュやら料理とは関係なさそうな物まで隠れていたりします。
まずはそれらをジャンルごとに分けて行きましょう。
すると、しゃもじがいくつも出てきたり、使えない錆びた缶切りが出てきたり。
ジャンル分けをする事で、一目で同じ物をいくつも重複して持っている事に気付きます。
不要なものは処分し、必要なものは定位置を決める
全部出しをして不要なものが出たら、すぐに処分しましょう。
「まだ使うかもしれないし」という不安は不要です。
必要な時に必要なものを持つようにします。
不用品の処分に困ったら、まとめて買い取り査定をしてくれるポレットがオススメです。
使い方は簡単3ステップ。
①WEBで申し込み
②箱に詰めて配送業者に送る(玄関先で集荷)
③査定が完了したらチャージ
配送料・箱代も無料で送るだけで査定して買い取ってくれるので、処分が負担な方にはとってもオススメです。
何より、売れるまで家に保管することがないので、片付けもスイスイ進むのが大きなメリットですね!
次に「定位置」の決め方ですが、どの場所で使うか、誰が使うか、使う頻度は?
これらを考慮して置く場所を決めていきます。
基本的に胸からお腹までのエリア、それより上、それより下、で分けると使いやすさが抜群に違ってきます。
キッチンを例にあげるとこうなります。
胸からお腹までのエリアが一番楽に手が届く、
ゴールデンゾーンなので、使用頻度の高いものを配置していきます。
また、下にいくに連れ、重い物を配置すると取り出すハードルが低くなります。
キッチンでいうと、ゴールデンゾーンに包丁、まな板、お玉や菜箸などの調理器具、砂糖や塩などの調味料。
これらをまず配置していきます。
次に、下のエリア。
鍋やフライパン、瓶の調味料、お米などが適しています。
最後に上のエリアには、軽いタッパーなどの保存容器や出番が少ない寿司桶、重箱など。
食器棚の場合も、真ん中付近に普段使いの食器、下段に大物の皿やストックのお酒など。
上段に来客用の食器やコースター、茶菓子箱などを配置します。
真ん中付近にお箸やスプーンなどのカトラリーを収納していれば、お子さんでも自分で取ることが出来ます。
キッチンの場合は使い勝手が人によって違うということはあまりないと思いますが、身長の差が家族で大きく違う時は、お互いの意見をすり合わせてベストな位置を決めてみて下さい。
ラベルを貼る
最後に大事な一仕事です!
ラベルを貼ることで誰でも見つけやすくなります。自分の忘れ防止にもなりますしね。
自分の記憶力を過信してはいけません(笑)。
中身が見える透明な容器を使うという手もあります。
iwakiの保存容器は耐熱ガラス製で用途が多く、使い勝手バツグン☆オススメです↓↓↓
とにかく、中身が分からない事でロスを防ぐ地味だけど大事な作業です。
お忘れなく。
ラベル貼りは今はご自宅にテプラをお持ちの方も多いかもしれませんね。
私はマスキングテープを吸盤付きテープカッターに入れて冷蔵庫に貼ってます。
マジックも料理の保存の際に名前を書くので、冷蔵庫よこにペン立てを配置し、すぐに使えるようにしています。
この様にジャンルが違うものでも、使う場所に配置すると作業がスムーズになりますよ。
生活しながら微調整していく
配置を決めたはいいものの、実際には使いにくかった、と言う事も往々にしてあります。
そんな時は、トライ&エラーで微調整してベストな場所を探し当てましょう。
その際は、「どの状態が」不便だったのかを分析すると解決策がみつかると思います。
例えば、
・蓋付きだったため面倒だった→蓋なしにしてみる
・立て掛ける収納だったが何度も倒れてくる→かける収納にしてみる
・沢山重なっていると重くて出し入れしにくい→少量ずつ重ねてみる
まとめ
NG習慣をおさらいすると次の通りです。
・勿体ない精神で捨てない
・〇〇専用を集めがち
・まず収納容器を買い込む
・買い物の際によく吟味しない
・しまい方が合っていない
・とりあえず置きをする
・頭で記憶しようとする
とにかく片付かない原因は物が多すぎる事!これに尽きます。
物が多すぎると実際にはどこかに存在しても、物が埋もれて見えなくなってしまいます。
「ある」けど「見つからない」状態は物が死んでいる状態とも言えそうです。
そして解決策となる「片づけの鉄則5ステップ」はこちら。
1.片付ける場所を決めて物を全て出す
2.ジャンルごとに分ける
3.定位置を決める
4.ラベルを貼る
5.生活しながら微調整していく
まずは小さな区画から。快適生活への第一歩を踏み出しましょう!
ではでは。
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