モラハラで離婚を決意したらまずやる事10選!準備がその後を左右する

こんにちは☆彡ten5です(^^♪

元夫のモラハラにぶち切れて、離婚ホヤホヤな小3むすこを育てるシングルマザーです。

「自分らしく生きる」事をテーマにブログを書いています。

「モラハラ夫に苦しんで離婚を決意したけれど、何から手を付けていいか分からない。」

そりゃあそうですよね。

私も同じでした。

気持ちとしては、もぅとにかく一刻も早く別れたい。

同じ空気を吸いたくない。

顔も見たくない。

記憶から消したい。

そんな気持ちになっていると思います。

でも、だから相手の条件丸飲みで早く離婚を成立させるというのは違うと思うんです。

これまで沢山たくさん傷ついてきたのだから、これからはもっと自分を大事にする為に必ずここは戦って欲しいです。

離婚までの水面下での準備が、この後の生活を大きく左右すると思っています。

なので、離婚を決意された皆さんが後悔する事のないように、離婚を経験したばかりの私が「絶対やっておくべきこと」を解説していきます。

実際に離婚を決意してやった事は次の通りです。

離婚を決意してすぐはとても不安で心細いと思いますが、ここはもう事務的に淡々とやる事リストを書き出して行動するだけです。

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モラハラで離婚を決意したら離婚までにする事

離婚届

離婚届不受理申出をする

離婚届不受理申出とは、相手が勝手に離婚届を提出し、受理されるのを防ぐために行います

離婚届は必要事項がちゃんと書かれていれば、一方が勝手に出しても役所では同意があったかの確認しようがないので、受理されてしまいます。

「親権」を記載する欄があり、勝手に相手方が親権者になっている事も考えられます。

また、有責配偶者(落ち度がある方)が不利な条件を受け入れたくない場合に、話し合いを持つ前に離婚成立させてしまおうとする可能性があります。

いったん離婚届を受理されてしまうと、簡単には取り消せず、調停や訴訟など多大な負担と時間がかかってしまいます。

なので、まずは離婚届不受理申出を行って下さい。

離婚後の次の生活拠点を決める

次の生活拠点の選択肢

・実家に子供を連れて戻る
・同県内、同市内で引っ越しをする
・全く別の新天地で新しい人生をスタートさせる
・夫に出て行って貰ってそのまま住む

「夫に出て行って貰う」は場所を知られていていつ夫が戻って来るか分からないので選択肢としてはないと思いますが、、、。

私には小学生の息子がいるのですが、離婚の事を告げる前に学校が変わる事についてどう感じているかそれとなく聞いてみました。

子供にとっては生活環境が変わる事ってすごく大きなストレスなんですよね。

でも、子供が登校拒否ぎみだった事もあったので、逆に環境が変わる事がいいのかもしれないと思いました。

息子の答えは「ノー」でした。

好きな女の子がいるそうです。

ten5
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本音を聞きたかったので、離婚を伝える前に軽い感じで聞きました。

私の実家は県外なので、実家に戻るという選択肢はなくしました。

私も仕事を変えたくなかったので、学校が変わらない同じ校区内で新生活を始める事を決めました。

ただ、ウチのモラハラは別居すればそれで終わるだろうというレベルだと思ったのでそれで良かったのですが、どう転ぶかは正直分からなかったので、状況次第ではまた移動する可能性はありました。

離婚を決意してすぐに不動産巡りをして、片っ端から内覧して行きました。

離婚する事を子供(親)に伝える

親の話を聞くこども

子供は両親の不仲は感じ取っていましたし、むしろ子供から離婚を促される事もありました。

どう伝えていいか分からなかったので、YouTubeで色々勉強しました。

どんなに小さくてもちゃんと子供に説明する事で、子供自身も一緒に決めたという自覚が湧き、後々わだかまりが出る事もないそうです

ten5
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子供として捉えず、生活を共にする一個人として意見を求めてみて下さい

あなたがお子さんを想うのと同じように、あなたの幸せを一番願ってくれているはずです。

なので、

「パパもママもあなたの事が大好きだけど、パパとママは一緒にいると喧嘩しちゃうから別々に暮らそうと思う。○○はママに付いて来てくれる?」

と聞きました。

するととても不安そうな顔をしていたので、何が不安なのか教えて欲しいと言ったら、

「ママが殺されないか不安」

と。そこまで息子が怖がっていたんだと気付きました。

一刻も早く離れなくては、と気持ちが焦っていました。

ten5
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実は息子の方が早く離れたかったのかもしれません。

次に親への説明です。

親の場合はこれまでの様子から気付いている人も多いと思います。

しかし、ウチは不仲は気付いていながら離婚するほどだとは思っていなかった様でした。

モラハラはやはり表に出にくいので、打ち明けた時は驚かれました。

とても心苦しかったです。

ですが、話していくと理解を示してくれ、むしろ「よく今まで我慢したね。」と一緒に泣いてくれました。

やっぱり、親ってとても心強いものです。

絶対に味方でいてくれる安心感があります。

離婚弁護士を探す

弁護士といっても、一般人には未知の世界です。

もちろん貯えがあってこそ出来る話かもしれませんが、離婚についての取り決めをしなければいけません。

主な取り決め事項

・親権
・面会交流
・財産分与
・慰謝料

自分で相手と交渉するのはとても嫌でした。

特にモラハラで離婚する場合は、何が起こるか分からないので、弁護士を通すことを強くおススメします。

弁護士も得意とする専門があるので、「離婚弁護士」に依頼するといいです。

弁護士依頼で躊躇するのは金銭面かもしれませんが、初回相談無料の所も多いので、まずは相談してから決めるといいと思います。

ただ、時間制限などもあるので、相談前に相談内容をしっかり詰めておくことが重要です。

離婚後は自分が子供を養育する前提で質問内容をご紹介します。

質問リスト

・親権は取れるか
・養育費はいくら貰えるか
・財産分与は貰えるか(どれが夫婦の財産に当たるか)
・慰謝料はどのくらい貰えるか
・婚姻費はいくら貰えるか(離婚成立まで収入が多い方が生活費を負担する)
・面会をさせないといけないか、どういう取り決めがあるか
・姓を変えなくてよいか、姓を変えるにはどうすればいいか
・弁護士依頼はいつのタイミングですればよいか
・モラハラの証拠はどのような物がそれに当たるか
・弁護費用はいくらか、どういうシステムか

また、法テラスを利用すると無料相談や費用の立て替えを利用する事も出来ます。

ただ、一定の条件があるので、利用を検討したい方は当てはまるかチェックしてみて下さい。

弁護士さんの腕次第で今後が変わってきますので、何件か比較して弁護士さんを決定する事をおススメします。

焦っているからといって妥協は禁物です!

ten5
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離婚準備は用意周到に‼

弁護士選びについてはコチラを参考にしました↓

離婚を有利に進める為に、予備知識を入れておくのは非常に大事です!!

モラハラの証拠集め

これは結構メンタル的に苦しいんですが、離婚がスムーズに進まずに裁判まで持ち込まれた場合はこの証拠が物言います。

特にモラハラだと、日常の会話や動作にモラハラが出るので、証拠として残りにくいというのがあります。

モラハラの証拠として有効なのは、次のとおりです。

モラハラの証拠として成立するもの

・モラハラがあった事を記載した日記やメモ
・モラハラ発言の録音データ
・モラハラ内容のメールやSNS
・精神科、心療内科受診の診断書
・友人などの証言
・警察や公的機関への相談履歴

ウチは会話がなく、LINEでのやり取りしかなかったので、証拠は全てLINEに残っていました。

そのような証拠は全てスクショしておきます。

弁護士さんに説明する際にも、経過が分かった方がいいので、過去のメモなどを拾って時系列にまとめ、証拠データになるものはUSBに入れて渡しました。

証拠集めは、数々の暴言を何度も目にするので、一番心理的に苦しかったです。

気分が悪くなるので、データだけ集めて誰かに代わりにまとめて貰うのもいいかもしれません。

相手の財産の把握

財産

これは財産分与の際に必要になってきます。

婚姻中の財産や負債を夫婦で半分ずつですね。

共有財産に該当するもの

・婚姻中の預貯金
・保険の解約返戻金
・車の資産価値
・持ち家の資産価値
・投資信託や株の利益
・退職金
・不動産や絵画などの資産

隠し財産というものがあったりもするので、婚姻中にしっかり把握しておくことが大事です。

ハッキリ言ってその辺はもうどうでもいい、面倒くさいと思うかもしれませんが、生活が困窮した時は必ず後悔するので、しっかり調べましょう。

特に持ち家がある場合は金額が大きいので要注意です。

査定出来るサイトもあるので、必ず離婚前にチェックしておきましょう。

身の安全の確保

これは状況によっては1番に行って下さい。

ウチの場合はまだ余裕があったので、Xデーに向けて準備を秘密裏に進めていましたが、その日は突然訪れました

元夫が仕事中だったので助かりましたが、LINEで何通もの脅しをかけてきたのです。

私は怖くなり、身体が震えだしました。

本気で殺されるかもしれないと感じました。

弁護士さんにアドバイスを頂き、着の身着のままで夫が帰る前に県外にある実家に子供を連れて避難しました。

もちろん子供に了承済みです。

夫とはそれっきりです。

(その後は校区内の新居にそのまま引っ越しました。)

専門施設への相談、警察への相談

警察署

専門施設とは主にモラハラやDV被害者を助ける活動をされている施設ですが、なかなか表に出にくく、今回私は初めて知りました。

市役所に新住所を伏せたいと相談した際に、専門施設からの依頼がないと出来ないので、まずはそっちに行って下さいと言われました。

自分が受けた被害をチェックリストにチェックしていき、それを元に相談という形なのですが、項目がとても酷い。

こんな被害を受けている人もいるんだ、、、と言葉を失いました。

そして、そこでは警察への相談を勧められました。

警察にも相談したという事実が、後に裁判などなった時に有利に動く可能性がある為です。

警察では、これまでの経緯とモラハラの証拠になるLINEのやり取りを確認されました。

もし、子供を学校で待ち伏せしたり、連れ去りなどが起こった時は110番通報で駆けつけてくれます。

学校への相談

学校への相談は必須です。

子供もとても不安な状況だと思います。

学校でどんな様子か、先生にしっかり教えて貰ってフォローしなくてはいけません。

学校に相談する事

・離婚をする事
・学校での様子はどうか
・元夫の連れ去りがあるかもなので、引き渡さないで欲しい事

お忙しい中、本当に気にかけて下さり感謝しかありません。

転校される方もいらっしゃるかと思いますが、不安な事は先生に相談されるといいと思います。

先生もベテランであればそのようなお子さんを受け持った事もおありだと思うので、力になって下さると思いますよ!

職場への相談

状況によっては、仕事に出れなかったりで勤務変更をさせて貰ったり、子供を連れてこなければ出れない場合もあったりで職場には迷惑を掛かる事は避けられませんでした。

迷惑をかける事になるからこそ、早めに相談、連絡して対策を打たねばなりません。

職場に相談する事

・モラハラで離婚する事
・今後の勤務変更の事
・子供が低学年だった為、一人に出来ないので連れてきて構わないか

とにかく、自分ひとりではどうにも出来ない事もあるので、良心的な職場に勤めている場合は頼ってみる事をおススメします。

退職される場合は、モチロンもっと早くに報告されて下さいね。

モラハラで離婚を決意したらまずやる事|まとめ

離婚を決意したあと行動したこと

1.離婚届不受理届けを出す
2.次の生活拠点を決める
3.子ども(親)への説明をする
4.離婚弁護士を探す
5.モラハラの証拠集めをする
6.相手の財産の把握
7.身の安全の確保
8.専門施設、警察への相談
9.子どもの学校への相談
10.自分の職場への相談

これは離婚を決意してからの事なので、まだ離婚成立前の話です。

とにかくやる事をリスト化して、行動していくのみです!

今の頑張りで必ず後々報われるので、踏ん張り時です。

メンタルがやばい時は、周りの誰かやカウンセラーに聞いて貰いましょう。

一人で抱え込まない事です。

もうすぐそこに自由と幸せが待ってます。

この記事が参考になれば幸いです。

ではでは。

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