
肝心な時に探し物が見つからなくてスゴク時間がかかるのを何とかしたい!
必要なものが必要な時に見つからなくてお困りですか?
「探し物」に関する調査によると、日本人は平均して1ヵ月に76時間もの時間を探し物でロスしているそうです。(ZIPPO社調べ)
片付かない、実はそれ生活習慣病です。
生活習慣病は治療開始が早ければ早いほど、改善の見込みがありますよね。
さて、あなたに心当たりがある項目はありますか?
- 勿体ない精神で捨てない
- 〇〇専用を集めがち
- まず収納容器を買い込む
- 買い物の際によく吟味しない
- 面倒くさがりで後回しにしがち
- しまい方が合っていない
- とりあえず置きをする
- 頭で記憶しようとする
私は元夫に「片付けろ」と言われ続けてストレスだったので、整理収納アドバイザーを取得した経緯があります。
「なぜか片付かない」そんな日々を過ごし、やっと気づいた!
片付け方を知らなかっただけなのだ!と。

今は突然「あれどこ?」と聞かれればサッと取り出して快適!
そんな日々を過ごしております。
そんな暮らしをゲットするまでにやるべき事がこの6ステップ!
- 片付ける場所を決めて物を全て出す
- ジャンルごとに分ける
- 不要なものは処分する
- 定位置を決める
- ラベルを貼る
- 生活しながら微調整していく

散らかってると感じたら、この5ステップの繰り返しです。
なぜ片付かないの?あなたのクセをみつけて改善しよう

片付かない人には、「片付かない生活習慣」が染み付いています。
勿体なくて捨てられず、ものが多くて溢れがち
分かります。でも、本当に使うときがくるでしょうか?
収納の容量のキャパを超えてまで詰め込んで、取り出しにくくなっていませんか?
出て行かないのに入って来る。そうやって物が増えていく。家の便秘状態です。
「いつ使うか」が決まらないものはこの先も出番はありません。処分しても困らないでしょう。

「いつ使うか」を決めてみるといいですよ☆
もったいなくて捨てれない罪悪感とストレスを手放す考え方についても別記事で解説しています。
〇〇専用を集めがち
例えばパスタを茹でる専用鍋、厚焼き玉子専用のフライパン、など他の物でも代用出来るものを集める。
そうやって物が増えていく。
物が増えれば管理も大変になるし収納も考えなくてはならず、余計な負担が増えてしまいます。

負担に感じると使わなくなるしね。
買い物の際に吟味しない
先ほどの収納容器にしてもそうですが、寸法を測ったり、色や形を吟味して買い物をしていますか?
買い物は「家に物を増やす行為」ですよね。
「とりあえず」で買ってしまうと、後々「やっぱり違った」と不要になってしまう確率が高くなります。

本当に必要な物なのか、一旦冷静になって考える時間が必要です。
買い物が好きな方は要注意。使う予定がなくても欲しくて買ってしまうことありませんか?
コレクションとして楽しむのいいですが、大事にしまいすぎて存在するかしないか分からなくなるようじゃ本末転倒です。

可愛いモノに弱いからな…

安いのも相まって増えやすいですよね。
めんどくさがりで何でも後回しにしがち
実は、面倒くさいからこそ持ち物を少なくして日々のアクションを少なくするのがいいのです。
大きなタスクでも、細切れにしていけば負担は小さいもの。
まずは片付くシステムを作って、生活スタイルを変えていくと「面倒くさがりな自分でも出来た!」を体感出来るハズです。
片付け方が分からない
そもそもどうしていいか解らない。
筆者も同じでした。邪魔になれば、隅によせて移動させただけなのに「片付けた」つもり。
片付けに順番があることを知ったのは、大人になって随分経ってからです。
片付けとは、整理(分別)▶収納▶維持の繰り返しです。
物の定位置が決まってない
物の住所は決まってますか?
戻す場所が決まってないと「とりあえずここに置いておこう」となります。
そして、次使うときにどこに置いたかを分からなくなり、探し物をするハメに。
見つからずにまた同じ物を購入。また物が増えていきます。
捨てる前に収納容器を買い込む
片付かない原因は収納が足りないからだと思っていませんか?
実は収納があるから片付くというわけでもなく、収納があると「まだ入れる場所がある」と思い、また物が増えていくんですね。
片付かない原因は「家」という容器のキャパを超える物があること。
物を減らすのが先です。
しまい方が合っていない
実はしまい方にもポイントがあるんです。
人間は視界に入らないと忘れてしまうんですよね。
なので、律儀に蓋をして収納してしまうと中身が何だったか思い出せず、使わなくなりがちです。
いざ使おうというときに蓋で隠れて見つからず、仕方なく同じ物を買いに行ってまた物が増えていきます。
ワンアクションで中身が分かる収納の方がハードルが下がって、物を最大限に活かせる収納になります。
頭で記憶しようとする
例えばシャンプーのストック品がいくつあったか覚えていますか?
実際の数と記憶とでは食い違う事が往々にしてあります。
冷蔵庫の中身も、あったのに無かったと錯覚していくつも卵が溜まっていく、、、とか。
買い物の前にメモをしていけばすぐに解決です!

メモ自体がどこいったか分からなくなる人は、ケータイのメモアプリを活用しましょう!
どうすればいいの?片付けの鉄則6ステップ

さぁ、ここからは片付け方を紹介していく訳ですが、ここまで読まれた方はもうお気づきですね!
散らかる原因は物が多すぎる事!
今回は分かりやすい様に、キッチンのお片付けを例にご紹介します。
物を全て出す

まず始める事は物を減らすことです。
一度に一気にやりたくなる気持ちは分かりますが、もし終わらなかったら生活出来ません。
キッチンならキッチン、押し入れなら押し入れ、と1区画ごとに終わらせていきます。
片付けが苦手な人程、引き出し一つなどの小さい区画に分けて取り掛かると失敗が少ないです。
どの区画に取り組むかを決めたら、その区画にある全ての物を出しましょう。今まであったことすら覚えていなかった物が出てくるはずです。
ついでに雑巾で拭き上げておきましょう。
ジャンルごとに分ける
キッチンでも、電池やらポケットティッシュやら料理とは関係なさそうな物まで隠れていたりします。
まずはそれらをジャンルごとに分けて行きましょう。
しゃもじがいくつも出てきたり、使えない錆びた缶切りが出てきたり。
ジャンル分けをする事で、一目で同じ物をいくつも重複して持っている事に気付きます。
不要なものは処分する
全部出しをして不要なものが出たら、すぐに処分しましょう。
「まだ使うかもしれないし」という不安は不要です。

必要な時に必要なものを持つようにします。
不用品の処分に困ったら、まとめて買い取り査定をしてくれるポレットがオススメです。
使い方は簡単3ステップ。
①WEBで申し込み
②箱に詰めて配送業者に送る(玄関先で集荷)
③査定が完了したらチャージ
配送料・箱代も無料で送るだけで査定して買い取ってくれるので、処分が負担な方にはとってもオススメです。
何より、売れるまで家に保管することがないので、片付けもスイスイ進むのが大きなメリットですね!
定位置は使用頻度で決める
どの場所で使うか、誰が使うか、使う頻度は?
これらを考慮して置く場所を決めていきます。

キッチン収納を例にあげます。

胸からお腹までのエリアが一番楽に手が届く、
ゴールデンゾーンなので、使用頻度の高いものを配置していきます。
下になるに連れ、重い物を配置すると取り出すハードルが低くなります。
収納の位置 | 収納するもの | ポイント |
---|---|---|
上段 | ・保存容器 ・出番が少ない行事もの | ・軽いもの ・使う頻度が少ない |
中段 | ・包丁 ・まな板 ・調理器具 ・よく使う調味料 | ・よく使うもの |
下段 | ・鍋やフライパン ・お米 | ・重いもの |
ラベルを貼る

最後に大事な一仕事です!
ラベルを貼ることで誰でも見つけやすくなります。自分の忘れ防止にもなりますしね。

誰が見ても分かるようにします。
中身が見える透明な容器を使うという手もあります。
iwakiの保存容器は耐熱ガラス製で用途が多く、使い勝手バツグン☆オススメです↓↓↓
中身をちゃんと把握するための、地味だけど大事な作業です。
私はマスキングテープを吸盤付きテープカッターに入れて冷蔵庫に貼ってますが、おしゃれにテプラで貼りたい方はこちらがオススメ↓↓↓
スマホで簡単におしゃれなテプラを作る事が出来ます。
生活しながら微調整していく
配置を決めたはいいものの、実際には使いにくかった、と言う事も往々にしてあります。
トライ&エラーで微調整してベストな場所を探し当てましょう。
「どの状態が」不便だったのかを分析すると解決策がみつかると思います。例えば、
・蓋付きだったため面倒だった→蓋なしにしてみる
・立て掛ける収納だったが何度も倒れてくる→かける収納にしてみる
・沢山重なっていると重くて出し入れしにくい→少量ずつ重ねてみる

少しずつ理想の部屋に近づきますよ♪
片付けを習慣化する方法

片付けに終わりはありません。
常に快適な状態を維持するには、片付けを日常に落とし込んでいく必要があります。
「ついで」に少しやる
- 歯磨きついでに鏡を拭く
- 新しいモノを入れたついでに古いものを捨てる
- キッチンに行くついでに洗い物を片付ける
- 帰宅ついでに郵便物を整理する
- 帰宅ついでに靴を整理する
「ついで」にやるくらい小さな行動を積み重ねる事で、きれいが持続可能になります。
片付けは日常の積み重ねで出来ています。

ハードルを低くすることがポイント!
片付ける時間を決める
あえて片付ける時間を区切ってやると、短時間に集中して取り組めます。
「寝る前の10分間」など決めてやっているうちに、習慣化されていきます。
ストックは上限を決めて循環型補充
上限を決めて守ることが重要なポイントになります。
「ここに入る分だけ」など制限を設け、減ったら補充の循環。
キャパを超えない収納にすると、出し入れが簡単で快適です。
まとめ|片付けは1日にして成らず!焦らず、一步ずつ

NG習慣をおさらいすると次の通りです。
- 勿体ない精神で捨てない
- 〇〇専用を集めがち
- 収納容器を買い込む
- 買い物の際によく吟味しない
- 面倒くさがりで後回しにしがち
- しまい方が合っていない
- とりあえず置きをする
- 頭で記憶しようとする
とにかく片付かない原因は物が多すぎる事!これに尽きます。
物が多すぎると実際にはどこかに存在しても、物が埋もれて見えなくなってしまいます。
「ある」けど「見つからない」状態は物が死んでいる状態とも言えそうです。
そして解決策となる「片づけの鉄則5ステップ」はこちら。
- 片付ける場所を決めて物を全て出す
- ジャンルごとに分ける
- 不要なものは処分する
- 定位置を決める
- ラベルを貼る
- 生活しながら微調整していく
まずは小さな区画から。快適生活への第一歩を踏み出しましょう!
ではでは。
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