こんにちは☆彡ten5です(^^♪
・小さな子どもがいていつも部屋が散らかって困っている
・「片づけなさい」といっても動いてくれない
・片付けたそばからまた散らかされる
・自分で片付けれるようになって欲しい
こんなお悩みありませんか?
もぉ~全っっっ然片付かない!
子どもに「片づけろ」って言っても全く片付けないしさ!
今回は、保育園で働く整理収納アドバイザー2級の筆者が、保育園で実際どのように子ども達にお片付けを誘導しているのか紹介します。
内容は次の通りです。
・次の行動の前に片付けをする習慣をつける
・子どものやる気を引き出す声掛けをする
・自分でおもちゃを片付けれるように環境の工夫をする
次の行動の前に今使っているおもちゃを直す習慣づけが大事
・次の行動に移る前に、今使っている遊び道具を片付けるよう声をかけて一緒に片付ける
・片付けの先に「お楽しみ」を用意する
次の遊びをする前に自分が出したおもちゃは片付けるように声をかける
早く片付いて欲しくて親が全部片づけてしまう気持ちは分かります。でも、それではいつまでも子どもは親がしてくれると勘違いしてしまいます。
1つでもいいので、自分で遊んだモノは子ども自身で片付けたという事実を積み重ねていくことが大事だと思います。
実際、園でも絶対に片付けようとしない子もいます。でも、それを許してしまうと、これから先も「自分が片付けなくても誰かがやってくれる」と学んでしまいます。
そういう子は手を変え品を変え、「片づけた」という事実を作るように粘り強く声掛けしています。
子どもだけに任せて置いたらラチがあかないので、大人が「手伝う」というスタンスで一緒に片付けてあげて下さい。
お片付けしたら○○しようね
お片付けが終わらないと次に進めない。この声掛けで、率先して片付けてくれる子もいます。
特におやつの前は(笑)
まずはおやつの前だけでも、片付けの習慣をつけてみるといいですね。ここは根気よく習慣づけをしていく必要があります。
子どものやる気を引き出す声掛け
・お片付け競争をする
・子どもに「教えて」スタンスで子ども主導に誘導
・「どっちにする?」で自分で選んだ責任から行動を促す
・片付けも遊びの延長ですると盛り上がる
・一緒に片付けて具体的に指示
・「お片付けが上手だね!」の暗示
よーいどん!で競争する
男の子によく効く「よーいどん!」。負けたくない火が着くようです。
最初は乗り気じゃなくても、誰か1人がやりだすと、闘争心に火がついてみんなで片付けてくれることも多いです。
どこに片付けるか教えてくれる?
こっちは割と女の子が乗ってきてくれます。
「教えて」というワードが下からだからか、お姉さん気分をくすぐるのかな?
間に「なるほど!これは?」と合いの手を入れると片付け率アップです!(^^)!
コレとコレどっち片付けてくれる?
保育士の「てぃ先生」が保育番組の中で教えてくれたのですが、子ども自身が「自分で決める」という所が大事という事で、保育園で実践してみました。
そこで、「○○君、コレとコレどっち片付けてくれる?」と聞いてみました。
するとまんまと「○○君、こっち片付けるね!」と自ら動いてくれました。
「OK!よ~し!じゃあ競争だ!」というとスピードアップします。
「バックしま~す!」で片付けも遊びの一環になるように楽しく
子どもにとって、生活を真似る事が遊びになります。なので、車のおもちゃを直す場所は駐車場。
「P」のマークがついた所なら喜んで直してくれますよ。
この時、「バックしま~す!ご注意ください。ピーッピーッピーッ」とか言って盛り上げてあげるとノリノリです(^^♪
一緒に片付けて具体的に指示
片付けは習慣です。
はじめの内は出来なくて当然なので、習慣になるまでは大人が一緒に片付けながら具体的な指示を出すのがいいと思います。
「片付けて」ではなく、「この箱に入れようね」「ここにコレを並べてくれる?」「コレをこの中に入れてくれる?」など具体的な行動を小さな子には指示してみて下さい。
「片付け」自体何かが分かってないかもしれませんからね。
モチロン、相手のある事なので100%動いてくれるワケではありませんが、不機嫌でなければ1歳くらいの子どもでも片付け出来ます。
○○ちゃん(君)はお片付けが上手だねと刷り込む
お片付けが少しでも出来たら、「お片付け出来たね、○○ちゃん(君)はお片付けが上手だね」と声をかける様にしています。
もちろん本心で言うのですが、これは刷り込みでもあります(笑)
「お片付けが出来る私(ボク)」という事を自分で思うようになれば、本当にそうなると思うからです。
自分でおもちゃを片付けれるようにする環境の工夫
・イラストや写真で指示
・身体機能に見合った収納へ
イラストや写真でしまう位置を指示
字の読めない子どもとの共通言語はイラストや写真です。
そこを活かして、片付けるボックスや場所にイラストを張り付けて、「ここに戻すよ」と誘導します。
戻す場所が分かりやすいおもちゃは、保育者が声をかけなくても戻せていることもしばしば。
大人でも、戻す場所が分かっていると片付けの心理的ハードルが下がり、さっさと片付けられます。
また、イラストだと楽しい雰囲気も出るのでいいですよね。
身体機能に見合った収納法へ
機能が未発達な幼児にとっては出し入れの余白がないとハードルがあがります。
身体機能に見合った配置や余白が必要です。大人にとってはシンデレラフィットなんてのが理想形ですが、子どもでは引っかかって出し入れがしにくかったりします。
すると元に戻せなくて放置、になります。
基本はワンアクションで片付け完了!
ボックスに入れるだけ。ボックスの上は引き出さなくても入れれるくらいの空間を持たせましょう。
また、高さも重要。
自分で片付けさせる前提なら、子どもの胸の高さくらいまでの収納がベストです。
なので、年齢差がある場合は上の子が上、下の子が下ですね。
ここで注意したいのが、低年齢の子が触っても危険ではないものを置くようにして下さいね。
上から落ちてきたりして接触する可能性があります。
子どものお片付け まとめ
子どもにおもちゃを片付けさせる方法は次の通りです。
・次の行動の前に片付けをする習慣をつける
・子どものやる気を引き出す声掛け
・自分でおもちゃを片付けれるようにする環境の工夫
性格や環境によっても違ってはくるのですが、どれかヒットする方法が見つかればいいなと思います。
ではでは。
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