テンコです!
昨年10月に仕込んだおから味噌の様子を覗いてみました。
>>>「おから味噌の作り方|スーパーで手に入る乾燥麹を使ったお手軽自家製みそ」はコチラ
食器棚の奥に保管しているのですが、ちょいちょいカビの様な色が目に入ってはいましたが。
実際に出してみるとも~~~~~グロテスク‼※このあと閲覧注意

本当に食べてもいいのか???これは失敗なのか???と泣きたくなりましたが、どうも順調な様です。
しかし、あまりの衝撃で写真を控えめにしか撮れませんでした(-_-;)
でも、これ 味噌作りには避けて通れないカビ達。見た目はグロテスクだけど、ちゃんと食べれます。
- おから味噌、作ってはみたけどカビだらけ。これで合ってる?
- カビだらけで食欲失せる…食べても大丈夫なの?
そんな不安を、実際に手作りしたカビだらけのおから味噌を使って、味噌汁を堪能した筆者が解消していきます!
この記事を読めば、カビの正体や対処法を知ることができ、自信を持って手作り味噌料理を振る舞う事ができますよ♪
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
- 白カビの正体は味噌の発酵に必要な酵母菌
- カビの発生を抑制するには、空気に触れさせないこと・こまめに撹拌すること
- 青カビも取り除けば問題なく食べれる
【半年経過】4月12日の手作りおから味噌の様子(カビ画像あり)
- ラップで表面を覆っていた
- 完全密閉の容器ではない
- 食器棚の奥に保管(室温はどこも高めだった)
- 熟成期間6ヶ月(10月〜4月)

白い綿のようなモノやアオカビらしきモノが生えていて、直視できず。
やはりいくらラップで密閉したつもりでも完全にシャットアウトする事は出来ませんね。仕込み当初と色を比べると、だいぶ褐色になってきています。米麹の粒が目立ってますね。


失敗ではない!?手作り味噌づくりにカビはつきものらしい

カビの種類 | 正体 |
---|---|
白カビ | 産膜酵母という酵母菌 |
黒カビ | 酸素に触れた事による酸化 |
青カビ | 空気中のカビが混入して増殖 |
味噌はそもそもカビを使って作る食品なので、カビ自体は普通にある事らしいです。
特に白カビは酵母菌の一種だそうで、酵母菌があるから味噌も出来るという切っても切り離せない関係の様です。
いずれにしても、カビは取ってしまえば問題ないとの事。
味噌にカビを発生させたくないならこまめに攪拌すると良い

とはいえ、「カビを見たくないから手作り味噌なんて無理!」という方もいるでしょう。
そんな方に朗報です!カビを発生させない方法があるんだとか。
ジップロックのような完全密閉容器に入れてこまめに攪拌する事。常に動かす事でカビが発生する暇を与えません。
途中経過の味見 うん、味噌になってる
カビを除去した所で、少し味見してみました。
すっかり味噌になっていました。初めての手作り味噌にしては上出来です♡

カビを取った後の味見は、なかなか勇気が入りますが。。。
味噌表面のカビを取り除く

- 表面のカビを深さ1㎝位取り除く
- 取り除いた表面を平にならす
- カビのあったところに塩を振る
- キレイなラップで元のように密閉
容器についた酸化の後の汚れやカビは、キッチンペーパーにアルコールを含ませて拭きました。(梅酒を作った時に余ったホワイトリカーで拭きました)
今度はラップの上に重石を置いて、少し水分が上がってくるようにして膜(たまり)を作り、密閉を試みました。
更に3ヶ月、7月30日の仕上がり

更に3ヶ月ほど置いた状態がコチラ。(通算9ヶ月の熟成期間)
早速、味噌汁に使ってみました。美味しかったです!

カビ取り除いてるうちに、だいぶ減っちゃいました(^_^;)
まとめ|手作り味噌にカビは付き物、失敗ではないと学んだ

- 白カビの正体は味噌の発酵に必要な酵母菌
- カビの発生を抑制するには、空気に触れさせないこと・こまめに撹拌すること(天地返し)
- 青カビも取り除けば問題なく食べれる
カビを利用して作る食品は、古くからありますが、実際に目にするとぎょっとしますね。
でも、ちゃんと味噌の味になってましたし、お腹も大丈夫です!
ぜひ、自家製みそライフを楽しんで下さいね!
ではでは。
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