こんにちは☆彡ten5です(^^♪

自宅で野菜が収穫出来たら新鮮なモノが食べれるな~。
子供の食育にもなるし。
ベランダのスペースを使って、新鮮な野菜を収穫したいと思いませんか?
趣味でベランダ菜園を始めて早10年。
ベランダという特殊な環境下での栽培は、色々と抑えておくポイントがある事が分かりました。
今回は、これまでの経験を活かし、これからベランダ菜園を始める初心者さんの道しるべになるべく、成功率をあげる為のポイントをお伝えしていきます。
・初心者が失敗しにくいおススメ野菜
・ベランダ菜園を始める前に確認する事
・ベランダ菜園で使う資材選びのポイント
ベランダ菜園初心者におススメの野菜

おススメは断然ハーブ類‼
ハーブ類は繁殖力も強く、虫も寄せ付けないので初心者におススメです!
家庭で消費する量なら、場所も取らずに牛乳パックでも栽培できるので一石二鳥。
日当たりの良い環境が好きで、多湿を嫌います。
しっかりと土が乾いて表面が白っぽくなったら、プランターの底から水が出るくらいたっぷりと水をあげます。(土を触ってみて確認すると分かりやすい)
種から植えるのは難易度が高いので、初心者は苗からスタートすると失敗しにくいですよ!
【種まき・植え付け】4月~6月
【収穫】6月~10月※背丈が20㎝位になったら使う分だけ収穫してOK
【種まき・植え付け】4月~6月、9月~10月
【収穫】4月~10月
【種まき】4月~6月
【収穫】5月~11月※花が咲き終わった後、実ジソも収穫出来ます
【種まき】4月~5月、9月~10月
【収穫】6月~11月※外側から使う分だけちぎる
【植え付け】9月~11月
【収穫】10月~6月※背丈が20㎝位になったら使う分だけ収穫してOK
【植え付け】6月~7月※種からだと難易度が高いので、苗から植え付ける
【収穫4月~11月※使う分だけ上部をカットする
小学校でも栽培している定番の夏野菜

小学校でも教材として栽培している夏野菜は難易度が低め。
夏野菜なので、日当たりのいい場所を好みます。
ある程度土の量も必要で、上に大きく育つ為、スペースがあるベランダにおススメ。
プランターサイズも深型を選ぶようにします。
【植え付け】4月~6月※大玉になるほど難易度が高くなるので、初心者は「ミニトマト」で!!
【収穫】7月~10月
【スペース】幅・奥30~60㎝、高さ2m
【種まき・植え付け】4月~6月
【収穫】7月~8月
【スペース】複数植え付ける場合は20㎝間隔あける。
【種まき・植え付け】5月
【収穫】7月~9月※上手く成長すれば高さ1メートルは超えるので、スペースに注意
【スペース】複数植え付ける場合は30㎝間隔あける。

我が家では、小学生の息子がオクラと枝豆の苗を持って帰りましたが、オクラがこんなに大きく育つ事を知らなかったので、わずかなスペースに寄せ植えで育てて失敗しました。
オクラはたくさん肥料が必要で、肥料不足のサインとして葉の形状が細くなるそうです。
ちなみにコチラ、室内の写真ですが、台風前に避難させてます。
大型台風などの度に移動させるのは大変なので、その辺も考慮して栽培量や大きさを計画しましょう。
ベランダ菜園を始める前に確認すべき事
さて、ベランダ菜園をするに当たり、最初に確認しておくべき注意点があります。
・賃貸の利用規約
・日当たり
・風通し
・室外機
・排水環境
・利用スペース
・耐重量
賃貸の利用規約
賃貸契約書を読んで、利用目的や方法が違反していないか、しっかり確認しましょう。
ベランダは非常時には避難経路としても使われる「共有部分」です。
もしもの時に避難経路をふさがないように注意しましょう。
日当たり
東~南向きのベランダは、朝の光が入るゴールデンゾーンです。
西向きは夏の西日が強く、北向きはあまり光が入らないかも。
でも大丈夫!台を使って底上げしたり、反日蔭を好む植物を植えれば問題ありません。
自分のベランダに適している植物を植えるのが、成功の近道です。
風通し
風通しもまた、植物の生長には重要な関わりを持っています。
風通しが悪いと、植物が蒸れやすく、病気になりやすくなります。すると、弱った苗に害虫が付きやすくなります。
また、風に揺られることで、茎を太くするホルモンを分泌して、倒れない様にしっかりと育ちます。
風通しはヒョロヒョロ苗の原因にもなりますので、要注意。
エアコンの室外機
エアコンの室外機の風が当たる場所はありませんか?
室外機の風は、植物にとってもダメージになり、枯れてしまう事があります。
我が家は室外機の風が、ベランダ中央に向かって流れているので、風向きを変える為に室外機ルーバーなるものをDIY しました。
排水環境
ベランダに排水溝はありますか?落ち葉などゴミが詰まってないかこまめにチェックしましょう。
排水溝がない場合は、プランターに受け皿を付けて、下の階へ水漏れのないように注意しましょう。
面倒ですが、雨などで受け皿に溜まった水はその都度捨てないと、根腐れをおこすので、スポイトなどで取り除くといいですよ。蚊が発生しますしね、、、。
利用スペース
ベランダは多くは洗濯物を干すスペースに使っていると思います。
洗濯スペースとしても共有する場合は、洗濯物が風で揺れてプランターに当たってひっくり返る事もあるので、十分なスペースを確保出来るように計画しましょう。
先にも述べましたが、台風の際には室内に避難させる必要がある場合があるので、室内のスペースや移動のしやすさも考慮して栽培計画を立てましょう。
耐重量
建築基準法では、180㎏/㎡を耐重量として設定されているそうです。
たくさん土を使うモノや、鉢、レンガなどの重さが重なると結構な重さになる事が考えられます。
また、水を含むと重くなるでしょうし、、、。
重量の事も頭に入れて、安全に栽培出来るようにしましょう。
※木造や軽量鉄骨造などで、経年劣化などが加わると、たわみなどが発生する可能性があるくらいなので、常識の範囲で使用する分には神経質になる事はないと思います。
ベランダ菜園ならではの資材選びのポイント
ベランダ菜園ならではの注意ポイントは先に述べました。
ここからは、その解決策としての資材選びをご紹介していきます。
・通気性の良いもの
・臭いが少ないもの
・軽いもの
通気性の良いもの
植物の栽培には、「酸素の供給」も重要になってきます。
例えば、底穴のない鉢では、与えた水が底に溜まって根っこが呼吸できずに根腐れを起こしてしまいます。
そこで、大事なポイントが2つ。
・底を浮かせる
・底にスリットの入ったプランターを選ぶ
プランターの下に土台をかませて、全体を浮かせる方法。または、吊り下げタイプの物もありますよね。
次にスリットの入ったタイプのプランター。
初心者さんでは、そこまで注目してみる事は少ないと思いますが、通気性を考慮したデザインになっています。
底に通気の為のへこみがあったり、足付だったりプランターも様々です。
素焼きの鉢も、通気性は良いと言われていますが、重いのでベランダにはおススメしません。
臭いが少ないもの
一軒家と違い、隣との距離が近いアパートなどの賃貸物件は臭いも要注意です。
有機肥料(鶏糞など)を使おうと考えている方は、ご近所との距離や風の流れを考慮して下さい。
化学肥料が嫌だという方は、生ごみ堆肥を使うと、肥料が少なくても植物が元気に育つのでおススメです。
生ごみ堆肥づくりは、屋内コンポスター「自然にカエルS」使ってみてどう?1年半使ったレビューで紹介しています。
軽いもの
ベランダという限られたスペースに、重さのあるものを沢山置くのは危険です。
今はベランダで使える「軽い土」や「軽い底石」が販売されています。
また、100均でも手に入るというココヤシの繊維を培養土とミックスさせて使うのも手。モチロン繊維なので軽いです。
ココヤシブロックは水に浸すと倍に増えて、ほぐれて土の様になります。
容器も今は軽くてお洒落なプラスチックプランターや、ブリキ製、不織布製など、ベランダ菜園に向いた物が充実しています。
不織布製は通気性もあるし、取っ手がついていると移動もカンタン!そして可愛い♡♡♡
小さめなら物干しざおに引っかけて栽培する方法もアリです。
ベランダ菜園のおススメ本、動画の紹介
さて、最後に私のベランダ菜園熱を燃え上がらせた本のご紹介です。
ベランダ菜園を始めた当時は、ベランダに特化した情報が少なかったんですが、コチラの本には見事に私の理想を現実にした世界がありました。
特に注目したいのが、
・ベランダという限られたスペースの活用術
・寄せ植えによる相互作用を活かした栽培法
・コンポスト(ミミズ)を利用したエコな循環型栽培法
とにかく何度読んでも刺激的で、飽きません。
是非、手に取って読んでみて下さい☆彡
次にご紹介するのが、「カーメン君ガーデンチャンネル」。
コチラは総合園芸専門店のカーメン君が、様々な園芸の悩みを解決してくれます。
主に園芸(花)についてですが、最近はベランダ栽培についても動画が出ていましたのでチェックしてみて下さい。
動画で実演を見れるので、より分かりやすいと思います。
まとめ|自宅で収穫した新鮮野菜を食べよう
いかがでしたか?
ベランダ菜園初心者が栽培を最高させる為の抑えるべきポイントは以下の通りです。
◎成功率の高い野菜は、ハーブ類、夏野菜(ミニトマト、枝豆、オクラ)
◎栽培を開始する前に確認する事は、
・賃貸の利用規約
・日当たり
・風通し
・室外機
・排水環境
・利用スペース
・耐重量
◎ベランダ菜園で使う道具は、
・通気性の良い容器
・臭いの少ない肥料
・軽い物
ポイントを押さえて、楽しいベランダ菜園lifeを始めてみて下さいね!
ではでは。
コメント