こんにちはten5です(^^♪
小学生むすこ1人を育てるシングルマザーです。
生ごみでコンポストやってみたいけど、なんか失敗しそうで踏み切れないんだよね。
そんな風に感じてる方は多いのではないでしょうか。
実際に私も導入に踏み切るまではなかなか決断できずにいました。
そこへゴミ袋有料化。
生ごみを捨てる為に使っていたゴミ袋の入手が出来なくなったので、導入を決めました。
もともと家庭菜園をやっていたので、たい肥として丁度いいかな、というのもあって不安半分、ワクワク半分でスタート。
結果、生ごみがなくなった分ゴミの量が半分に減ったよ!
今回はそんなワタクシten5が導入した生ごみコンポスター「自然にカエルS」についてレビューします。
ごみについて考えた記事も書いてます!⇒ゴミ問題を解決へ!意識改革で日常の行動に落とし込む 簡単に出来る取り組み4つ
屋内コンポスター「自然にカエルS」のスペック
手動式で電気代ゼロ‼
「ゴミ処理に電気代かかるのもな~、、、。」
って思いませんか?(私は思いました)
こちらは手動式なので、電気代ゼロ‼
停電しようが、災害時だろうが生ごみを分解してくれるすぐれモノです。
ハンドル付で手を汚さず簡単操作
注目したいのが、攪拌ハンドル。
生ごみを投入したあとはハンドルを回せばいいだけなので、いつでも気が向いた時に出来ます。
使用基材は好気性菌なので、空気を含ませることで分解が促進されます。
子供でも出来るので、楽しみながらまわしてくれるハズ。
屋内で使える
屋内用として設計されているので、生ごみをわざわざ外に捨てずに行かずに済みます。
うまく分解出来ていれば、嫌な臭いも発生しないので大丈夫です。
処理後は有機たい肥として再利用できる
ガーデニング好きとしてはここは大きなポイント!
ごみがエコに生まれ変わり、元気に植物が育つ姿は嬉しいものです。
1日の分解能力は生ごみ700g程度(家族3~4人分)
ここは気を付けたいポイント!
欲張ってたくさん投入してしまうと、分解が追い付かず、悪臭の原因になってしまいます。
キャパオーバーしないように注意です。
使用済みチップ材は寝かせて再利用、不要なら燃えるゴミへ
使用済みチップは、たい肥としても使えますが、3ヵ月ほど養生させたあと再び使う事が出来ます。
不要になったら燃えるゴミとしても出せるので、行き場に困らないのもいいですね。
トイレとしても使える
電気を使わないので、災害時のトイレとしても利用できるとありました。
実際、下水処理が出来ないような山中のトイレでは、このようなチップ材が利用されている事がありました。(熊本県 日本一の石段にて)
「自然にカエルS」の購入の決め手は手軽にエコが叶う事
いざコンポスターを検索してみると、結構色んな種類があるもんですね。
数ある賞品の中で「自然にカエルS」にした理由は次のとおり。
特にたい肥として使える事と、ハンドル回すだけの気軽さが決断理由ですね。
ハンドル付はポイント高いです。
とにかくアクションの簡便さを重視しました。
もっとお洒落な感じのもあったんですが、いちいちスコップでかき混ぜるのを考えたら、私にはハンドルを回すだけの手軽さがないと続かないと判断。
続かなければ意味がないですからね。
混ぜる時失敗してこぼれるのもなんとなく想像出来ましたし、、、(;^ω^)
自然にカエルSの使用に際しての疑問点
コンポスト最大の懸念点 虫事情はどうなのか
生ごみ処理するんだから、虫とか来るんじゃないの?
虫わきましたよ~。
やってみないと分からない部分はありますね。
虫問題。
早速発生しましたよ。
やはり生ごみなので、フチに生ごみの汁が付いたりすると嗅ぎつけて来る虫たちです。
蓋はありますが、完全密閉ではないのでどうにかして入ってしまう。
注意すべきポイントは
チップの状態がふわふわで程よく湿っている状態では、虫もろとも発酵の熱でやっつけてくれる様です。
しかし、生ごみを大量投入した後や、分解しにくい殻を大量投入してしまった時に分解が追い付かず、チップがジメジメして虫が湧きやすくなります。
そんな時は臭いも強烈。
我が家は栗の皮を大量投入したのが失敗でした。
チップがジメジメして臭いも強烈になっていたので、説明書どおりベランダに出して陽に当ててたら、
蓋の隙間からハエ(正しくはアメリカミズアブ)が入って卵を産み付けていたようです。
そう!うじ虫の大量発生です!(゚Д゚;
生きた心地がしませんでしたよ(T_T)
さいあく・・・
しかし、自然界ではそれが普通ですもんね。
うじ虫が生ごみの分解を促進して、よりフカフカのチップが出来上がりました。(きっと本来の姿です)
説明書には、チップがじめじめしたら不織布カバーをつけて日光浴して水分を飛ばすように書いてあります。
が、それでは隙間だらけで虫なら簡単に侵入出来てしまいます。
虫が嫌なら 密 閉 必 須 です。
不織布カバーをしてから蓋をしておきましょう。
※説明書には蓋はしないように書いてありますが、私は必須だと感じております(-_-;)
コンポスターにはどんな生ごみを入れれる?
でも、何を入れていいか分からないな~。
食べれる物ならとりあえず大丈夫。
基本的には人間が食べれる物やその皮や骨などが投入出来ます。
なんと廃油も投入出来るので、油の処理の手間がかかりません!ザーッと入れて回すだけ。
驚いたのが、パイナップルの上の部分。
アレをそのまま投入しても見る影もなくなくなってしまいました!!驚異の分解能力です。
※荒業なのでマネしないでね。
ただ、前述したとおり栗の皮などの堅い物は分解が難しいようです。(食べれないしね)
自然にカエルSでは、一日に投入出来る生ごみの量は700gが目安になっています。
キャパを超えてしまうと、湿ったチップになってじめじめリスクが高まりますので、様子を見ながら調整しましょう。
小さく刻んだり、加熱してから投入すると分解が早いです。
もし、大量の生ごみが一気に出た場合はジップロックに密閉して冷凍しておくと臭いの心配はありません。
※生ごみを冷凍庫に入れるのに抵抗があるかとは思いますが、、、。
たい肥として使えるにはどのくらいかかる?
まず3ヵ月4~5ヵ月、生ごみ処理として利用。
その後使用済みチップと土を1:4の割合で混ぜ合わせた後、3週間程度よく馴染ませます。
混ぜた土は不織布バックなど通気性の良い容器に入れて、風通しの良い場所に吊るして保管します。
すぐに使いたい気持ちを抑えて、たい肥として完成するまで暫く待ちましょう。
たい肥はすぐには使えないんだね。
大事な熟成期間だから焦りは禁物!
この時、しっかり分解して有益なたい肥になるように微生物が発酵したりしているそうですよ!
カワイイですね♡
コンポスターのチップは永遠に使えるの?
自然にカエルSのチップ材はたい肥として使わない場合は、3か月休ませた後再利用できます。
次の交換時、休ませた半分のチップ材と新しい分解能力の高いチップ材を混ぜて再利用できます。
新しくチップ材を補充する必要がありますが、再利用もするので頻繁に補充する必要はありません。
基本通りに使用すれば、最大24~25ヵ月(約2年)で次のチップを全部交換する事になります。
ひと月に220円のコストですね。
実際使ってみて感じた自然にカエルSのメリット
すぐに処理出来るので生ごみの臭いがしない
たくさんあるメリットの中でも一番に効果を感じたのは、生ごみをすぐに処理出来るので、臭いがしない事。
チップ材に覆われてさえいれば、臭いがしません。
すぐにコンポスターに投入するのでいつも清潔です。
ただし、分解が上手くいっている場合ですけどね。(失敗談は前述したとおりです)
生ごみの臭いがしないのはイイネ!
生ごみが減り、使用するゴミ袋が減った
やってみて実感したんですが、生ごみだけでも結構違うものです。
指定ゴミ袋なので、ゴミ袋代が浮いたのは助かりました。
生ごみが減る様に、野菜の皮も出来るだけ剥かずに食べています。
たい肥として使うと植物が元気に育つ
土いじりが好きな私としてはたい肥が出来る楽しみがあります。
自家製のたい肥で植物が元気に育ってくれて、エコにも貢献出来て、自己満足です♡
生ごみたい肥で野菜づくりした話はコチラ⇒家庭菜園で食費は節約できる?生ごみ堆肥で初心者でも収穫できるベランダ野菜作りを伝授!
ゴミ処理の大半は生ごみらしいので、家庭の生ごみが減るだけでかなりゴミ処理施設のコスト削減にもなると思います。
初期費用以外ほぼコストがかからない
初期費用は高いですが、再利用出来るのでコストがかからないのはいいですね。
実際に使ってみて感じた自然にカエルSのデメリット
虫が発生する心配がある
恐らく躊躇する最大の理由が虫モンダイだと思います。
何度も言いますが、蓋の隙間を作らない事!
手軽に投入出来るように開閉しやすい蓋になっていますが、虫からしたら隙間だらけです。
それと、毎日攪拌が理想です。
これは微生物に酸素を送ると分解が進む為です。
ぬか床を作っているような感じですね。
初期費用が高い
結構お値段はするんですが、フリマで少しお安くゲットしました(^^♪
自治体で補助金も出ているので、そちらを利用するのもアリだったんですが、
それを差し引いてもフリマの方が安く手に入りました( *´艸`)
場所を取る
そして、割とデカい(;’∀’)
高さ43㎝ × 横43㎝ × 幅34㎝(ハンドル部分入れて) ありました。
場所の確保が必要です。
こまめな攪拌が必要
デメリットには挙げましたが、実際はそこまで神経質にならなくても大丈夫です。
最初のウチは説明書どおり(1回につき左右12回転×2回)にこまめな攪拌をしていましたが、なかなか継続できず、、、。
1週間とか家を空けた時もありますし。
分解は遅くなるかもしれませんが、それでトラブルがあった事はありません。
生ごみがチップにしっかり覆われていれば何とかなります。
まとめ:屋内コンポスター「自然にカエルS」は土いじりが好きな人におススメ
という事で、自然にカエルSの魅力をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
【メリット】
・堆肥として使うと植物が元気に育つ
・生ごみが減り、ゴミ袋が削減できた
・すぐに処理できるので臭いがしない
・三角コーナーが要らない
・ごみが出ないように意識がエコになった
・初期費用以外コストがほぼかからない
・災害時にはトイレとしても使える
【デメリット】
・分解能力をオーバーすると虫の心配が出る
・初期費用が高い
・場所を取る
・こまめに攪拌する必要がある
自然にカエルSはたい肥として使えるので園芸好きの筆者としてはとても気に入っています。
土いじりが好きな人には特におススメです。
そして、一番の心配の種である虫対策にはしっかり密閉で対処しましょう。
ではでは。
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